森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

イケマ

2022年08月31日 | 自然観察日記
久しぶりにイケマに出会いました。それほど貴重な種ではないとは思いますがどこか懐かしい思いです。さらに今回は花が付いている個体です。感激です。

イケマの花序

2022年08月31日 | 自然観察日記
いろいろな植物がありいろいろな花がありいろいろな花のつき方があるものです。今ではキョウチクトウ科になっていますがガガイモの仲間の花はボール状に花を付けます。

トモエソウ

2022年08月29日 | 自然観察日記
個体数はそれほど多く感じられませんでしたがトモエソウもところどころにみられました。木道の近くで咲いていないのでぼやけた写真しかありませんが、黄色い花が色どりを添えていました。

ミツモトソウ

2022年08月28日 | 自然観察日記
ミヤコザサのが茂る散策道の縁にイネ科草本が茂る場所がありミツモトソウがありました。少し湿り気のある場所なのでしょう。あまり見かけない種ですすからとても興味を持ちました。かつて軽井沢の林の中で見かけたことがありますが、わたしにとって珍しい種になっています。調べてみると新潟県内では苗場山の周辺に僅かに記録があるだけでこれも珍しい種になります。しかし、分布的にはほぼ全国的に見られ湿り気の多い林床に生育するとあります。

ミツモトソウの葉

2022年08月28日 | 自然観察日記
ミツモトソウはどちらかというと立ち上がる草姿で這う性質のキジムシロなどとは異なりますから一見して分かるのですが、葉が卵状披針形の三出複葉が基本です。しかし、この葉のように時には4つになるような例外もあるようです。

ニッコウアザミ

2022年08月27日 | 自然観察日記
ノアザミと一緒に見られたアザミがノハラアザミでした。頭花が密集して付くことが普通のノハラアザミと異なるということでニッコウアザミという名前が付いているようです。

ニッコウアザミの頭花

2022年08月27日 | 自然観察日記
ニッコウアザミの頭花が密集して付いている様子です。ノハラアザミも時にはこんな姿になることもあるとかで両者はそれ程違いはないようです。ニッコウアザミはやや高海抜に見られるようです。花の時期がノアザミとかろうじて重なっているようですが、このアザミは夏から秋に咲く花です。これから戦場ヶ原はニッコウアザミに彩られるのでしょう。