トンボの季節には少し早いような気がしますが、シオカラトンボ(♂)とムギワラトンボ(♀)のツーショット。チョウチョの飛んでいる写真はなかなか撮りづらいものがありますが、トンボはちょっとしたホバーリングがあるので何とかなります。
こういう場面を見ているだけで、ホッとするものを感じませんか?根っからの自然派の人間、日常の煩わしさからの一時の逃避です。
こういう場面を見ているだけで、ホッとするものを感じませんか?根っからの自然派の人間、日常の煩わしさからの一時の逃避です。
オグルマは「小車」、イメージはぴったりです。花は典型的なキク科の花です。普通にある種ですが、ニッコウキスゲのような大きな群落になっている場所はみかけません。口にしたことはまだないのですが、案外山菜として利用できそうな植物だと気がつきました。やわらかそうで結構みずみずしさが感じられます。
山間の湿地に黄色の群落を見れば、それはサワオグルマ。かって棚田であったような場所です。放置され自然の遷移にゆだねられ、鬱蒼とした草地になっています。まだヨシや低木が入らないような比較的遷移の早い段階ですね。サワオグルマの天下です。
ハギの花に似ているかな?名前はそこに由来しているようですが、マメ科ではなくヒメハギ科という全くの別の分類です。小鳥が羽を広げたような姿でマメの花とは少し印象が違います。
大型のヒメサユリの華麗さとは異にして、小さくともこの造詣の美しさは捨て難い存在です。
大型のヒメサユリの華麗さとは異にして、小さくともこの造詣の美しさは捨て難い存在です。
ここは「ヒメサユリの小径」となずけられているところですが、高城山へ続く丘陵の稜線上です。ヒメサユリが生育している場所はロープが張られた登山道の左右数m範囲になっています。それを取り囲む林はササを交えた雑木林で、ヒメサユリが生息するにはあまりよい環境とはいえませんね。群生している外側の雑木林の中にはユリの自生はほとんどみられません。
この地域にはもともと少数の個体の自生はあったのでしょう。しかし、ここまで数を増やせたのはそれなりの時間とかなりの人為的な働きがあったと思っています。雑木を除きササを刈り取り、時には球根の移植もあったことでしょう。開花株はざっと万の単位でしょうか。大切にしたいところですね。
この地域にはもともと少数の個体の自生はあったのでしょう。しかし、ここまで数を増やせたのはそれなりの時間とかなりの人為的な働きがあったと思っています。雑木を除きササを刈り取り、時には球根の移植もあったことでしょう。開花株はざっと万の単位でしょうか。大切にしたいところですね。
ヒメサユリの分布は限定的です。新潟県と福島県、山形県の各県境が接する辺りの山塊が分布の中心といわれています(宮城県にもある?)。
かなり深山性の種のようですが、ここ下田の群生地は低海抜の生育地として注目されています。
越後の自慢できる植物です。数に圧倒されましたが、「・・・歩く姿はゆりの花」。いい花ですね。
かなり深山性の種のようですが、ここ下田の群生地は低海抜の生育地として注目されています。
越後の自慢できる植物です。数に圧倒されましたが、「・・・歩く姿はゆりの花」。いい花ですね。
下田(三条市)のヒメサユリの群生地が見ごろというので出かけてみました。ついつい行きそびれていた場所でしたから、長年の思いが成し遂げられた感じです。「昨年よりは・・」という方もおられましたが、見事な花に大満足。
「長禅寺」の脇の林道を上がると20台くらいの駐車場があるのですが、シーズンは満杯になるとのこと。漢学の里という施設からシャトルバスが出ています。
「長禅寺」の脇の林道を上がると20台くらいの駐車場があるのですが、シーズンは満杯になるとのこと。漢学の里という施設からシャトルバスが出ています。