森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ブログの更新をお休みします。長い間ありがとうございました。

2023年11月30日 | 雑記
グリーンシーズンを終え師走になる区切りで長く続けてきたつたないブログをお休みします。
ブログ開設から6500日近くになってしましました。gooのブログに引っ越す以前にも少し期間があるのですが約18年という月日が経ちました。ほぼ毎日の更新で、同じ内容のものも多々あったようです。このブログは誰かのための情報発信ということより自分の眼力を落とさないために続けてきた面があります。
自然観察を行いそれを元に不明のものは資料で調べて確信が持てるものだけアップしてきたつもりですが、誤っていたものも多くあったかもしれません。
歳を重ねることで出かけることも減ってきましたし、ある意味仕事のような意識で取り組んできたことにも疲れを感じています。
また春になると気紛れに書きたくなることもあるかもしれませんが、一旦筆をおきたいと思います。
tado

ヤママユガ

2023年11月11日 | 雑記
ある日の朝、庭に出てみるとヤママユガがハマヒルガオの葉の上に翅を広げて休んでいました。近くの森から飛んできたのでしょうが、翅が少し傷んでいるようですから産卵を終え残りの時間をゆったりと過ごしている姿なのでしょうか。なんとなく自分を重ねてしまいます。

海谷渓谷は楢山節考のロケ地だった

2023年06月20日 | 雑記
40年くらい前に緒形拳が出演した「楢山節考」という映画を見た記憶があるのですが、 実はこの海谷渓谷がそのロケ地だったことを知りました。映像で見た険しい山々はここが舞台だったのですね。

登山道入口の標識

2022年09月01日 | 雑記
上の駐車場から少し登りになったごく普通の山道になります。その入口にこんな標識がありました。亜高山植物と雪渓の景観が湯之谷村の天然記念物になっているようです。

奥鬼怒秘湯 加仁湯

2022年07月02日 | 雑記
長年思い描いていた奥鬼怒の秘湯加仁湯に行くことができました。しかし、ちょうど関東が梅雨入りした6月の某日。時折激しい雨もあった日で散策数るにはあまり良い条件ではありませんでしたが、人は少なめで天然の温泉を心行くまで堪能することができました。加仁湯には自家用車では入れません夫婦縁という場所から宿が用意してくれたマイクロに乗っていくことができました。翌日まだ雨が続いていましたが幾分回復傾向でしたから鬼怒川沿いの自然散策路を歩いてみました。

八丁の湯

2022年07月02日 | 雑記
加仁湯から少し下がったところにある秘湯が八丁の湯です。ここも雰囲気のあるたたずまいで魅力的な場所です。

アルプの里

2022年03月24日 | 雑記
昨年12月から冬期間に昨年訪れた尾瀬の花々を見てきました。3月も半ばを過ぎそろそろ春の息吹を感じ始めてきてはいますが、今年は昨年以上に雪が多くそれも2月に入って積雪量が増したため、まだまだ散策し花々を楽しむような状態になっていません。春の訪れは半月は遅い感じがしますから、もうしばらくは昨年の資料を基にブログを綴っていくことにします。そこで、昨年秋に湯沢町のアルプの里に出かけたときに目にした花々を取り上げながら、季節が進むのを待つことにしたいと思います。

尾瀬山の鼻

2022年02月27日 | 雑記
至仏山荘前の広場です。翌日はあいにくの雨。少し重い気持ちで動き始めました。しかし、人々の動きは鈍いようでいつもは賑わう場所もこのとおりです。

研究見本園の標識

2022年02月27日 | 雑記
山の鼻には環境省の尾瀬研究見本園があります。木道が整備されていて尾瀬の湿原の植物が沢山観察できるようになっているようなのでここを歩くことにしました。

クマ?に食べられたミズバショウの実

2022年02月27日 | 雑記
歩き始めていきなり木道上に何者かに食べられた後のミズバショウの実が転がっていました。昨夜、山小屋の人が、クマがミズバショウの実を食べに来るのでミズバショウを刈っているという話をされていました。前日ここに来るまでに見たミズバショウの刈り払いの跡を見たときの疑問がこの話で得心しました。そんな話が冷めやない中、目の前にある新しい食痕ですから付近にクマがいる?のではと思い少し背筋がスーッとします。とはいえ実はシカもミズバショウを食べるという話を聞いていますから犯人はクマとばかりは言えないと思い研究園を歩くことにしました。

鳩待峠

2022年02月07日 | 雑記
鳩待ち峠(1591m)から尾瀬ヶ原の山の鼻(1400m)に向かいます。緩い下りの登山道。尾根筋とは違った植物も見られます。

小至仏山からの尾瀬ヶ原

2022年01月01日 | 雑記

あけましておめでとうございます。令和4年が始まりました。コロナ禍が収まり平穏な1年でありますように祈るのみです。

私のブログは5745日が経ったという表示が出ています。16年から17年目に入ろうとしているようです。植物が好きで人生を紡いできましたが、歳とともに自らの眼力が衰えないようにこんな形で精進しています。性に合っているのでしょう毎日継続ができています。今年も引き続きおなじ形式で実践していくつもりです。ご覧いただいている方が多いわけではありませんが、ときどき思いがけないところで反応があり恐縮してしまう場面がありました。不明なものは不明として嘘は書かないことに徹しているつもりですが、それでも過ちはあるもの。幸い今までに間違えているという指摘はありませんから胸をなでおろしています。

 


至仏山を構成する蛇紋岩

2021年12月01日 | 雑記

ところで当初は至仏山から尾瀬ヶ原の山の鼻へ降りることを考えていたのですが、数年前から登りコースは良いのですが下りのコースは禁止閉鎖されてしまいましたので鳩待峠から入った場合は再び鳩待峠まで引き返しここから山の鼻へ向かうルートを取らざるをえません。その理由が至仏山を構成する蛇紋岩という岩石のためです。比較的固いのですが浸食されて表面が滑らかで滑りやすくなり下山する登山者に怪我人が続出する事態が長く続いていました。一時上り下りとも閉鎖されていた時もあったようですが現在は登りコースだけ許可されている状況です。

そういう不便はあるものの、生育している植物は蛇紋岩という特殊な地質のため珍しいものも多々あり興味深い地域の一つです。


赤城自然園正門

2021年08月05日 | 雑記

赤城自然園は群馬県の赤城山麓に作られているかなり広い自然園です。西武セゾングループの堤清二氏が主導して1980年代に作られたそうです。「本物の自然を知らない現代の子供たちのために、できる限りありのままの自然の状態に計画的に保全と創出によって再編し、自然と肌で接して感動を得る場をつくる」という目標を掲げているそうです(ネットより)。