あけましておめでとうございます。令和4年が始まりました。コロナ禍が収まり平穏な1年でありますように祈るのみです。
私のブログは5745日が経ったという表示が出ています。16年から17年目に入ろうとしているようです。植物が好きで人生を紡いできましたが、歳とともに自らの眼力が衰えないようにこんな形で精進しています。性に合っているのでしょう毎日継続ができています。今年も引き続きおなじ形式で実践していくつもりです。ご覧いただいている方が多いわけではありませんが、ときどき思いがけないところで反応があり恐縮してしまう場面がありました。不明なものは不明として嘘は書かないことに徹しているつもりですが、それでも過ちはあるもの。幸い今までに間違えているという指摘はありませんから胸をなでおろしています。
ところで当初は至仏山から尾瀬ヶ原の山の鼻へ降りることを考えていたのですが、数年前から登りコースは良いのですが下りのコースは禁止閉鎖されてしまいましたので鳩待峠から入った場合は再び鳩待峠まで引き返しここから山の鼻へ向かうルートを取らざるをえません。その理由が至仏山を構成する蛇紋岩という岩石のためです。比較的固いのですが浸食されて表面が滑らかで滑りやすくなり下山する登山者に怪我人が続出する事態が長く続いていました。一時上り下りとも閉鎖されていた時もあったようですが現在は登りコースだけ許可されている状況です。
そういう不便はあるものの、生育している植物は蛇紋岩という特殊な地質のため珍しいものも多々あり興味深い地域の一つです。
赤城自然園は群馬県の赤城山麓に作られているかなり広い自然園です。西武セゾングループの堤清二氏が主導して1980年代に作られたそうです。「本物の自然を知らない現代の子供たちのために、できる限りありのままの自然の状態に計画的に保全と創出によって再編し、自然と肌で接して感動を得る場をつくる」という目標を掲げているそうです(ネットより)。