森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

バルレリア(キツネノマゴ科)

2007年12月21日 | 自然観察日記
 今年もあと10日。太平洋側と違い今日も暗い空です。毎朝の通勤の途中で国道の上空を横切る白鳥の群れによく出会います。今日は7羽。たいがい西から東に飛んでいますから、信濃川の河川敷あたりをねぐらにしている群れが餌を探しにいくのでしょうか。
 今日は何を載せようか探していて、キツネノマゴ科のバルレリアという熱帯植物が目に留まりました。花弁が白と青の2色で筋が入ったよう。なんでこんな芸ができるのでしょうか。察するに、花弁を作る大元の細胞に色素体があるものとないものがあるのでしょう。それが起点になって分裂成長すると色素体のない細胞の列と色素体のある列が生じるのではないでしょうか。小さな細胞の中のいろいろな部品(細胞器官)の由来や性質を追ってみると、また興味深い話が沢山あります。

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