森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アブラチャン(クスノキ科)

2007年04月25日 | 自然観察日記
 越後の里山でも極普通の住人です。名前が少々変わっているので気に留めておかれる方もいるかもしれません。春先黄色の花を沢山つけるので目立ちます。それほど鮮やかな色でもないのですが、葉が無い時期ですから注目される存在です。
 花後の実から油を取ったことからこんな名前がついたそうで、「チャン」は中国語から来たのだそうでこんな説明を見つけました。
  チャン(瀝青=れきせい))とは,アスファルト,コールタールなどの総称
仲間にダンコウバイというのがあります。花の感じはよく似ていますが葉がかなり違います。いずれにせよクスノキ科の植物油性を多く含むのでよく燃える性質があるのです。

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