トチノキはそれはそれは大木になります。巨木といってもいいかもしれません。深い沢沿いに点在する高木を沢山見てきました。秋になるとその下に沢山の栃の実が落ちているのですが、見た私にとっては多い感じではあるけれど、花を咲かせ実を結ばせたトチノキにとっては極々少数の結果でしかないのです。それも、そのほとんどがうまく発芽し次世代の個体に成るわけではありません。
大変長生きし高木になる種ですから、実を結んだものが発芽し成長したら森はトチノキだらけで自らの生活空間もままならないことになります。花数の「ムダ」は何か意味があるのでしょう。
大変長生きし高木になる種ですから、実を結んだものが発芽し成長したら森はトチノキだらけで自らの生活空間もままならないことになります。花数の「ムダ」は何か意味があるのでしょう。