森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カクレミノ(ウコギ科)

2006年08月24日 | 自然観察日記
 太平洋側の照葉樹林にはごく普通の常緑高木樹。葉の形は5~3中分裂するものから分裂しないものまでさまざまで光沢があり厚ぼったい。葉が茂ると向こう側がまったく見えなくなることから「隠蓑」なのだろう。
 庭に盛んに植えられるようになっているから越後でもところどころで見かける。全て低木で、雄大な樹はない。花はいたって地味で気づかないことが多いが、日陰作りや目隠しとしての重宝なのだろう。夏場青々とした樹形を見れば涼しさを感ずるかもしれない。

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