ほぼ平坦な山道から尾根に向かうやや勾配のある登山道に変わると、火山ガスの影響でしょうかそれまでの低木帯からところどころ草原や湿地が出てきます。そのあたりにとても目立つ群落がスゲの群落。ヤマタヌキランと思われる広大な群落が開放感あふれる景観を作っていました。ほぼ単一な植生のようで草原内には他のものが混在していないようです。ササ原とかススキ原などあるいはセイタカアワダチソウの原など多様性を感じられないものがときどき見受けられるのですが、このスゲの群落にも他の種を寄せ付けない仕組みが備わっているのでしょう。しかし、好き嫌いの話を言うと個人的にはこういう草原は大好きで、色彩のある花がなくても十分満たされます。
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