イチイ(イチイ科)のつぼみです。春先の公園には思いがけない出会いもあります。イチイは雌雄異株ですから、これは雄花のつぼみの感じがします。咲いてみないと正確には判別できません。イチイの花の実物をみることはほとんどありませんから、ちょっと感激しました。雌株には秋に杯状の赤い多汁質の仮種皮とよばれるものに包まれた種子が出来ます。この仮種皮は甘く食べれますから、私は目にすると必ず1つか2つ口にする癖があります。まねをされる場合、種子には有毒成分が含まれていますから絶対に食べないようにしてください。
野生では高木の針葉樹として存在しますし、各地で巨木になって記念物に指定されていたりします。しかし、材が優れていて庭木にもいいので人里近くによく植栽されています。越後にも野生していますが、公園や庭木としてみることがほとんどですね。
私が確認している野生のものは、越後山脈の尾根筋で多雪地の生態形でしょうか低木状態のものばかりです。大きな群落はなくみんな単木でかろうじて生き残っているというような状態です。
野生では高木の針葉樹として存在しますし、各地で巨木になって記念物に指定されていたりします。しかし、材が優れていて庭木にもいいので人里近くによく植栽されています。越後にも野生していますが、公園や庭木としてみることがほとんどですね。
私が確認している野生のものは、越後山脈の尾根筋で多雪地の生態形でしょうか低木状態のものばかりです。大きな群落はなくみんな単木でかろうじて生き残っているというような状態です。