
つい先日十日町の清津峡で観たミヤマキケマンが物語山にもありました。面白いですね、三国山脈を隔ててこちらにあって向うにはないもの。あるいはその逆。別の世界が広がっているならそれも納得いくのですが、ミヤマキケマンは両方にある!なぜでしょうね。それぞれの種が発生して分布を広げていく過程は面白いドラマが隠されているようです。「野の花」とひとくくりにはしてもみんな一様ではなくそれぞれが発生した時期や場所が異なって、また地球的な環境の変化や日本列島の消長という天変地異もあってそして今がある・・。それぞれ重い歴史があるわけですからそれを素直に守っていきたいと思う次第です。