森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ピンポンノキの花

2020年12月21日 | 自然観察日記
アオギリ科は現在アオイ科になっているようですが、おもに熱帯地域に発達しているグループのようです。アオギリという樹木を知らないわけではないのですが、花を観た記憶がありません。写した画像を確認している中でとても変わった花であることに気付きました。花弁のようなものはガク片で、中央に湾曲したものはめしべのようです。科の説明では雌雄異株か雌雄同株だとか。画像の中にはおしべのようなものが見当たりませんでしたから、おそらくこの株は雌株なのでしょう。それにしてもめしべの柱頭部分が内側に向いている構造が奇妙です。ひょっとして、この花はすべて下向きに咲くために柱頭が上向きになっていると花粉が乗りやすいのかなぁ・・。


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