シナノキの実には翼のような装置をした軸が付着しています。夏の終わりころから秋の初めにかけてこの様子が樹に付いた状態で観察できます。やがて落ちるのですが、くるくると回転しながら落ちてくる様はとても感心させられます。強い風でも吹かない限り遠くに運ばれることはなくて、たいがいほぼ真下に落ちてしまうのですが、一応種を遠くに運ぶための工夫と考えられています。それにしても、「脳」というものを持っていない植物が、どうやってこういう仕組みを編み出してくるのか・・・。不思議ですね。自然の面白さが感じられます。
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