森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

キフジのつぼみ

2007年03月10日 | 自然観察日記
 春の淡雪。長岡はまだまだありますが、三条地内は日差しが出た昨日、見る見る溶けました。日差しはやはり春です。しかし、次の寒波が近づいているような話ですからもう少し警戒しなければなりません。
 越後の里山の住人、キフジ(あるいはキブシ)のつぼみもかなり膨らんでいます。もう少しすると薄き色の花が垂れ下がって咲きます。「フジ」と付くのはその当たりのことだと思いますが「キ」は立木のためで、フジのように蔓性でないことからきたのかな?もう一つのキブシのほうですが、「ブシ」はお歯黒などに使った五倍子(ふし)の代用に使われたことが語源だそうです。
 この樹は雌雄異株ですから、雄花と雌花があるはずで色具合が異なるというのですが、この目で確かめたことが無いのです。今年こそはと考えています。

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