うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)が図書館で借りてきた本。
3人の男ばかりの兄弟が病で伏している母親に「なしが食べたい」と言われ、山に取りに行くことになる。最初に長男が取りに行く。山のふもとで老婆に「水を汲んでくれ」と言われて「忙しい」と彼は断る。老婆は三つ叉に分れた道が先にあるので真ん中の道を行くように教えてくれた。ところが言うことを行かない長男は別の道を行き、湖の主の餌食になってしまう。次男も同じ目に遭ってしまう。
子供向けのお話はテンポや繰り返しが大事だ。それが読む側をノセる効果がある。「3びきのヤギのがらがらどん」や「三匹のこぶた」などはその典型だろう。この「やまなしもぎ」もそう。三男は兄たちが戻ってこないので山へと向かう。老婆に「水を汲んでくれ」と頼まれると、やさしい三男は水を汲んで渡した。老婆は兄にも教えたように道を教えた。そして必要になるから、と刀を渡してくれた。そして三男はなしをもぎ、現れた主から兄たちを救い出す。冒険物語としてもよくできている。面白いお話だ。
「人の言うことはきちんと聞かなければいけない」、「人には親切にしよう」これがこの本の教訓かな。ルークはときどき話を聞き落とすことがある、と担任の先生に言われた。彼としてはこのお話、どう思ったんだろうか?。
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3人の男ばかりの兄弟が病で伏している母親に「なしが食べたい」と言われ、山に取りに行くことになる。最初に長男が取りに行く。山のふもとで老婆に「水を汲んでくれ」と言われて「忙しい」と彼は断る。老婆は三つ叉に分れた道が先にあるので真ん中の道を行くように教えてくれた。ところが言うことを行かない長男は別の道を行き、湖の主の餌食になってしまう。次男も同じ目に遭ってしまう。
子供向けのお話はテンポや繰り返しが大事だ。それが読む側をノセる効果がある。「3びきのヤギのがらがらどん」や「三匹のこぶた」などはその典型だろう。この「やまなしもぎ」もそう。三男は兄たちが戻ってこないので山へと向かう。老婆に「水を汲んでくれ」と頼まれると、やさしい三男は水を汲んで渡した。老婆は兄にも教えたように道を教えた。そして必要になるから、と刀を渡してくれた。そして三男はなしをもぎ、現れた主から兄たちを救い出す。冒険物語としてもよくできている。面白いお話だ。
「人の言うことはきちんと聞かなければいけない」、「人には親切にしよう」これがこの本の教訓かな。ルークはときどき話を聞き落とすことがある、と担任の先生に言われた。彼としてはこのお話、どう思ったんだろうか?。