近所からいただいてきた30cmほどのハナモモの苗5~6本を大切に育ててきた。それが120cmくらいに育ったので、それを9月中旬にバタフライガーデンに植え付けたものの、さっそくシカに食害されてしまった。防獣柵はある程度補修されたので安心していたが、どこから侵入されたのか当局が調べ中だがなかなか結論が出ていない。現場には食べるものが少ないので、ハナモモの若い芽と枝の先端を食べてすぐ退去した模様だ。
植えた3本はすべて若い先端を食べられていた。もちろん若葉はすべて食べられていた。さいわい根元から折られたり、ぐちゃぐちゃにされていなかったのは、かなり周りを気にしながら慎重に食べたようだ。この3本にとってはもちろん初めての食害だった。
あわてて、古い肥料袋で行燈仕立てで保守防御をしてみたが、見栄えも悪いし、支柱も脆弱で、二次被害を踏まえた対策が必要だ。といっても、ガーデンの広さを考えると頑丈な防獣柵をやれるほどの予算がない。
前に植えといた2mほどのハナモモは無事だった。行燈仕立ての肥料袋がしっかり防御してくれていた。ついでに、破れたところを補修してみたが見るに堪えない。シカもある程度樹木が太くなると食害が止む。あと数年はかかりそうだ。
また、2年前に植えたハナモモも3m近くに成長しようとしている。何度か柵が壊されたが食害は免れている。雑草が防御してくれているのかなー。というわけで、まだハナモモは開花には至らないが、のんびりシカとお付き合いしている。最近は手作りの防獣柵が整備されつつあり、シカもわが菜園には来なくなってきたものの、これから冬を迎えるとともに、手段を選ばない強行策も想定しておかなくてはならない。