山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

和宮様のご下賜品を食らう

2013-01-31 18:17:49 | 食彩・山菜・きのこ
 川崎宿に逗留中の和宮様からクール宅急便が届いた。
 さっそく開けてみると、手製のパウンドケーキが入っていた。
 昨年収穫したユズがたっぷり入っていた。
 つまみ食いのつもりがどんどん食道を通過する。
 「やばい」と思っても、欲望には勝てない。

         
 ケーキの隣には、二段の餃子とひき肉の白菜巻きが詰まっていた。
 夕飯はすぐさま実行となる。
 なにしろ久しぶりの餃子なのだ。
 白菜はわが畑で収穫したものを使用。
 温めるだけで食べられるのが素晴らしい。

 このところごった煮のキャンプ料理もどきの毎日だった。
 ありがたくご下賜料理を賞味したのだった。
 いただきまーす。
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男の隠れ家を急襲!??

2013-01-30 20:19:10 | 出会い・近隣
 小春日和のような午後だった。
 前々から「行こう」と思っていた「隠れ家」を急襲した。
 そこは、隣の川根に近い山奥だった。
 その家は、うっそうとした杉林を切り開いた道路沿いのウッディーハウスだった。

      
 そこにシルバーグレイの髭を揺らしながら「海辺の山猿」さんがいた。
 室内には薪ストーブが迎えてくれた。
 天井の太い梁にロマンが漂う。

             
 山で採ってきたツルで編んだ篭がひょいと壁に飾っている。
 上下左右、部屋のどこを見ても木目が美しい。
 座るイスも棚も食器卓も殆んどが山猿さんの手製だ。

                     
 外も見させてもらった。
 レンガのBQカマドも作ったそうだ。
 さすが、元エンジニアだけのことがある。

   
 水は川の水を引いてある。
 飲み水だけは簡易タンクで汲みに行く。

          
 春には花が咲き誇ったであろう花壇も作られていた。
 山へ続く階段も一人で切り開く。

 杉林に囲まれた空間に、突然出現した男の隠れ家。
 ロマンに生きる人間の行動力。
 オイラの目は間違いなかった。
 山猿さんの行動力・技術力に感動しながら、帰路についたのだった。
 ちなみに、山猿さんのブログは右にリンク済み。  
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収穫できたブロッコリー

2013-01-29 20:35:09 | 農作業・野菜
 畑はビニールフィルムに覆われたトンネルの花。
 野菜たちも寒さと闘っている。
 本来なら、秋には収穫できるはずの野菜が芽を出してまもなく成長を止めている。

 そんななか、できすぎたブロッコリー2個を収穫した。
 大きいのは直径が14cmもあった。

              
 もう少し早く収穫すればよかったんだけど、この時期に食べられるのを良しとしよう。
 こちらに来てまもなく、タネからブロッコリーがそこそこ収穫できていた。
 隣の師匠は「ブロッコリーを実生からつくるのは難しいよ」と頭をひねっていたが。

 あんのじょう、最近はなかなか収穫までにはいかない。
 つまり、当時はまぐれでできていたのだ。
 そんなわけで、ナニを隠そうこのブロッコリーは苗を買ってきたものなんだ。
 ないしょ、ないしょ。
 

             
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優れものスタッフ紹介!??

2013-01-28 19:12:43 | リフォーム・屋内作業
にわか「でーく」をやってみて、この電動工具なしでは完成が難しかった。
 そして、「電動卓上丸のこ」は材木を真直ぐ切断してくれる。
 さらにビスを打つとき、「電動ドリル」でおおまかな穴を開けてから、「インパクトドライバー」でビスを打つと、スムーズに木を固定できる。

     
 そのとき、「クランプ」で固定していると木と木との隙間がなくなる。
 木と木とを支えてからビスを打つのも意外に難しい。
 テキトーに抑えながらビスを打つ。
 そこにクランプがあればさらに良い。

            
 「ネジ」に苦労する。
 ちょうどいい長さのビスが必要なのである。
 長すぎてビスを切るのに苦労する。
 途中でホームセンターに買いに行こうかとも思ったが、なんとかおさめた。
 各種長さのビスが常時あるのが大切なのだ。

 早く倉庫を整頓して優れモノ「スタッフ」の活躍を期待したい。
 それには今度、道具を整理する棚が必要だ。
 うーん、いつやれるかなー。
 
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にわか「でーく」終了★傘立てじゃないよ

2013-01-27 19:02:45 | リフォーム・屋内作業
 積年の念願が実現した。
 いただいている木材の端材を整理するコーナーだ。
 かさ立てじゃあないよ。

    
 すべて廃材や端材で作ってある。
 端材を入れるので頑丈にしてある。

 設計図なしで端材に合わせながら作る。 
 当然、板の厚さが違ってくるので、寸法も違ってくる。

         
               
 昨日は小雪が降っていたので、狭いストーブの隣での作業。
 きょうは一転なんとか暖かい。
 失敗を教訓にうだうだ前を進むことにする。


 散乱していた板切れが集められ、倉庫がちょっぴり整理された。
 これで次のにわか「でーく」は、スムーズにスタートできるはず。   
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雨戸を開けたら白い国があった

2013-01-26 19:05:49 | 風景
 脳髄は「早くトイレに行け」と命令するが、心はふとんのぬくもりを保ちたい。
 毎朝の葛藤が始まる。
 そこからおずおずと一日のドラマが始まるのだ。

 雨戸を開けるとそこは白の国だった。
 三角体のパワースポットもきょうはおとなしい。

    
 このところ吹きすさぶ寒風や雨で、やる気をそがれる。
 そのうえ、白の国のお誘いとは乗れないぞ。
 あんのじょう炬燵で、溜まったビデオを見てみる。

             
 しかし、白の国の誘惑に負けそうになる。
 ついつい、表をうろうろしてうろたえる。
 でも、誰もいない。
 タヌキの足跡くらいあってもいいのに。

                   
 道草山はきょうも悠然としている。
 たとえ環境が変わろうと自らの道を歩む。

 白い国の忍者が室内に冷気を吹き込む。
 部屋を閉切ったプチプチの技が忍者には利かない。

                           
 そういえば、薪がもうない。
 あわてて小雪の舞うなかで薪を割る。
 それだけで半日が過ぎる。
 「暖をとる」ことが、人類の発展を促したのがよくわかった。
 
 ダルマストーブの隣で昨日の続きの「でーく」をやってみる。
 ダルマさんにぶつからないように、もちろん転ばないように細心の注意をする。
 もう一息で完成なんだけど、ときょうもつぶやく。

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オラはムラのカーペンターになっただ!

2013-01-25 20:43:59 | リフォーム・屋内作業
 小雪が暴れ狂う。
 それが寒風とグルになって、顔をばちばちとはたくのだ。
 けっきょく、一日中吹雪のような音とともに寒風がつきまとう。
 とても、野外作業はできない。

 風が止んだときだけ縁側で作業することにした。
 まずはカンナを研ぐことからだ。

     
              
 カンナの微妙な調整が職人技の発揮どき。
 といっても、ド素人だから、材に節があると悪戦苦闘の連続。
 とりあえず、汚れた板はきれいになった。

                       
 枠を作って本日は終了。
 すべては端材・廃材で作るから、同じ厚さのものを見つけ出すのがたいへん。
 さいわい、いつも製材所から端材をいただいているのでなんとかなりそう。

 つまりは、散らばった端材を入れる整理コーナーを倉庫の中に作ろう、という一人プロジェクトなのだった。
 
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山がすべて消えてしまった!?

2013-01-24 21:13:24 | 風景
 きょうの朝のこと。
 歯を磨いていたら、いつも窓ガラスに見える山が消えてしまっていた。
 急いで外に出かけてみた。

        
 わが家は360度小さな山が見える場所にある。
 その山の殆んどが消えている。
 なんということだ。

                 
 朝もやということだろう。
 気象用語だと、霧は「視程」距離が1Km未満、靄(モヤ)は、1Km以上ということらしい。
 電線も途中で切れている。
 まるで童話の世界に迷い込んだかのようだった。

 山里にいると、雲をはじめ天候が気になる。
 それによって、きょうの行動を決めるからなのだ。
 きょうは一日中陽だまりで、大工仕事だった。  

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「地券」の実物を初めて見た

2013-01-23 20:53:13 | 歴史・文化財
 先週、歴史民俗研究会があり、そこで初めて「地券」を見せてもらった。
 地券は、明治6年(1873)の地租改正法によるもので、物納から金納にすることによる税収の安定がねらいの一つ。
 さらには、土地の私的所有権を認める証券でもある。

                   
 しかし、農民にとっては重税は変わらず、各地で一揆がおきたそうだ。
 そこで明治政府は、税率を100分の3から100分の2.5に変更する。
 
 画像にはその税率がしっかり書かれている。
 土地の売買はこの地券で行う。

 地券の紙は「洋紙」だが、当時は西洋から大量に洋紙を輸入していた。
 そのため、自前の製紙会社が必要とされた。
 王子製紙が山と川の立地条件がよい春野町にやってきた理由でもある。 
 
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煙を愛でるのも幸せなんだ

2013-01-22 20:40:30 | 風景
 ダルマストーブが全開である。
 毎日のように薪づくりがある。
 積んでおいた薪の山がなくなっていく。

       
 ほだ木として伐採したコナラの枝も少しずつ火口に投げ込まれる。
 強剪定したイチイの枝の山も少しずつ小さくなってきている。
 ゴミとして収集日に出さなくても自前で処理され、しかも暖房の役割を担っている。
 ほんに、安物だけれどダルマストーブはエライ。

                
 都会でこんなに煙を排出したら近所からクレームがくるにちがいない。
 土間にあるダルマストーブは、サツマイモを茹でたり、野菜スープを温めたり、お湯を沸かしたりして、グイグイ高騰するガス代を食い止める頼もしい同志となった。

 薪づくりに時間はとられることがあっても、まったく文句はございませんぜ。
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