山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

元気な夜の訪問者

2011-06-30 21:18:41 | 生き物
 アシダカグモが部屋中を闊歩しています。
 ゴキブリ捕りの名人なのですが、突然そばに来るとドキッとします。
 10cmくらいの大きさですが、人間を恐れず逃げ足はとても速いです。

               

 なかなか人懐っこいキリギリスです。いったいどこから入り込んだのか、いまだわかりません。障子にあたると「バサッ」と音がするので、突然だとこれもドキッとしてしまいます。

                  

                   

 ハナカミキリのようにかわいいカミキリムシかなと思っていましたが、これは「アオカミキリモドキ」という虫でした。
 じつはこの虫は危険害虫でした。通称「ヤケドムシ」とも言われるほど、触ったり潰して体液を浴びると水ぶくれのような炎症を起こすそうです。
 灯火に集まるだけでなく、栗の花を食べに来るようなので注意しなくちゃ。
背中の翅はメタリックな暗緑色で、顔は飴色のおしゃれな害虫です。

 みんなパワフルな夜の訪問者ですが、植物も虫も元気な時節です。
 人間は暑さで疲れ気味。
 
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「舌」好調!ビワの種の杏仁豆腐

2011-06-29 21:40:49 | 食彩・山菜・きのこ
 あづーい一日でしたね。昼寝をダラダラとたっぷりしましたよ。
 そのなかでも、和宮様は、捨てないで取っておいたビワの種で杏仁豆腐づくりを挑戦。
これはいけますぞ。ほんとに、杏仁豆腐の香りがします。
 子ども・幼児にはもってこいのおやつです。

                

 ① ビワの種の茶色い皮をむきます。
 ② その種をみじん切り。意外に柔らかい。
 ③ 牛乳・砂糖・みじん切りした種を鍋で煮る。
 ④ 沸騰前に火を止めて、30分ほど放置。杏仁の風味を出す狙い。
 ⑤ 再度火にかけて沸騰させる前にゼラチンを入れる。
 ⑥ 茶漉しでグラスに注ぐ。種は捨てる。
 ⑦ 冷蔵庫で冷やします。一昼夜おいておくとしっかり固まります。
 ⑧ 上にビワの実と畑のペパーミントをのせてみました。
 
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いいね、ビワのコンポート!

2011-06-28 20:25:13 | 食彩・山菜・きのこ
 先日、放置されているビワがあると聞いて、さっそく採りに行きました。
 1本の木からダンボール4箱くらい収穫できました。
 あと5本くらいありましたがとても採りきれないし、食べ切れません。

          

 そのビワで和宮様がビワのコンポートを作りました。
 コンポートというのは砂糖煮ということらしいです。
 ビワを半分に切り、種と渋皮をスプーンで取り除き、皮をむきます。
 レモン水の中をくぐらせて、白ワインと砂糖の入った鍋であくをとりながら煮ます。

                
 
 煮詰めたものをすぐびんに移し、ふたをして逆さにします。
 冷めたらできあがり。

                      

 味は缶詰の黄桃みたいな味。
 きれいで味も確か。
 和宮様の爪はビワの皮むきで黒ずんでいました。
 それでも、白ワインを再び購入して二度目の挑戦へと燃えています。

 
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地産地消のボタンカレークッキング

2011-06-27 19:37:18 | 食彩・山菜・きのこ
 先日、近所から大量の猪・鹿肉をいただきました。
 もちろん、近隣で駆除された猪・鹿です。

 その猪肉を使ったボタンカレーを作りました。
 ボタンとは、イノシシの肉の色からつけられたようです。
 イノシシ肉の部位によっては固いところもあるので、あらかじめ圧力鍋で煮ておいたので、とても柔らかく食べられました。

 具にはわが畑で採れたサトイモ・新ジャガ・ニンジン・タマネギです。
 サトイモ以外は全部採りたてのものばかりです。
 ホクホクのボタンカレー、すいません、いただいちゃいまーす。
 きょうも、食べ過ぎないようにね ???
 
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メタルカラーのハンミョウ来訪

2011-06-26 20:45:17 | 生き物
 庭についにハンミョウが来たぞ。
 初めてハンミョウを見たのは20年前くらいだろうか。
 20匹ほどのハンミョウが水溜り近くの山路に群団を形成していた。
 そのモダンアートなメタルカラーは忘れられない。

              

 「森の宝石」といわれるそのハンミョウがわが庭にやってきたのだ。
 一次発見者は和宮様だった。発見したのは1匹。
近寄るとやはり1mほど前の道に逃げる。そこから「みちおしえ」という別名があるくらいだ。光線の角度でハンミョウの体がメタリックに光る。
たまたま近くの樹の葉に留まったのをなんとか撮影できた。

 偶然の重なりが産んだ日本の自然。
 その多様性のかけらがときどきこの中山間地にやってくる。

 人間の都合で針葉樹ばかりの一面化された自然に包囲された中でも、いま、多様性というかけらがときどき降りてくる。
 もし、昔のように広葉樹がもっと多かったならば、もっともっと人間も生き物もシアワセを入手できたろうに。

 でもハンミョウのおかげで、田舎でもモダンアートデザインを目の前で接することができたということに感謝したい。ありがたやー。ありがたやー。


 
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モリアオガエルさん ご一泊!

2011-06-25 20:17:55 | 生き物
 昨夜、行方不明だったモリアオガエルは、ビワの入ったダンボールの中で一夜を過ごしたようだ。
 すぐ庭に解放しようとしたが、ダンボールから出たがらないので手で外に逃がした。



ふつう、池の上の樹に卵塊を産むそうだが、ときどき路上の樹の上に産卵しているのを何回か目撃したこともある。その場合、産まれたオタマジャクシはどうするのだろうか。自力で水溜りを探すのだろうか。

 日本固有種のモリアオガエルは、地方によっては天然記念物に指定されているところもある。
じつに、かわいい風貌である。

午前中はビワもぎに行き、汗びっしょりになりながら小さなダンボール4箱ぶん収穫する。午後、それを仕分けして近所にお裾分け。
 夕方は雷鳴が響き、突然大雨が降ってきた。庭はあっというまに池のように水浸し。
 
 あのモリアオガエルはその後無事だったのだろうか。
 いやきっと、雷鳴を呼んだのはあのモリアオガエルに違いない。                
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モリアオガエルが同居人!?

2011-06-24 20:06:54 | 生き物
 夜中にドンと音がした。物が落ちたのだろうか、四足の訪問者が来たのだろうか、ドキドキしながら音の行方を探しに台所へ。

 えー!! 流しの隣にモリアオガエルがいるじゃないですか。
 どこから侵入したんだろう。
 本人は黙秘を決め込んでいる。

 フツーのカエルより小振りでスマートだが、緑の全身が鮮やかだ。
 「ヒキガエルだとちょっとなー」という思いがよぎったが、正直ホッとした気持ちであったのも本当だ。

               

 あわててカメラのシャッターをきっていたら、いずこかへ消えていった。
 ちょうど和宮様がモリアオガエルの泡巣を見たいといっていたところだったが、まさかご本人がいらっしゃるとは想定外だ。
 自然界は想定外のできごとから成りたっているものなのだろうか。

 それにしても、頼むぜー、わが家を森と間違えんなよなー。
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歴史が混淆している火の見櫓

2011-06-23 13:34:13 | 路上観察
 この高い空間だけは歴史に取り残されているということなのだろうか。
 半鐘はもちろん寺院の梵鐘より小さいサイズ。一時、この半鐘が盗まれる事件が多発したこともある。

 避雷針・屋根の風貌はメルヘンチックな欧風。
 屋根は三角型のようだ。半鐘は教会の鐘みたいだ。和洋折衷。
 火の見櫓は昭和にはいってまもなく全国すみずみに設置されたという。
 
 見張り台は丸型だが、四角・三角・六角型もあるそうだ。
 防災無線は現役。
 
 なにげなく静岡県川根本町の道路沿いに屹立する火の見櫓だが、その風貌から歴史の断片が見えてくる。
 
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我輩は孤高の虚無僧である

2011-06-22 12:43:27 | できごと・事件
道草山隣にある竹藪でバケツを3mくらい持ち上げている若竹があった。
 和宮様が最初に発見したときは1mくらいだったそうだ。
 それがなんと、倉庫の屋根を越えて持ち上げていたのだった。
 いったいどうするつもりだろうか。

 中山間地の孤高の虚無僧は日本の現状をため息しながらも飄々と山並みを見上げているのかもしれない。

               

 あちこちで竹の芽吹きが活発だ。
 そのエネルギーを上回る情熱的エネルギーを蓄積しなければならない。
 それにしてもきょうは灼熱の夏だった。
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今年はビワが豊作らしい

2011-06-21 17:58:30 | 農作業・野菜
昨年はカラス軍団の襲来でビワが口に入らなかったが、今年は豊作だ。
 それは近所もそうらしい。

 しかも今年の味は確かだ。肥料もやらずにほったらかしのいい加減さを忘れ、ビワを主食のように食べている。
 剪定をしながら収穫をしていく。
 さいわい、ビワの隣が倉庫なので、その屋根から収穫できるのがうれしい。
 
 たまたま、ゴミの収集がきょうだったのでなんとか3袋ぎっしりの剪定の枝葉を出すことができた。
 あすもこの続きの作業が待っている。
 
 
 
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