山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

きのこがのこのこの季節

2013-09-30 21:42:52 | 食彩・山菜・きのこ
 でっかいシイタケを裏の畑で和宮様が収穫してきた。
 手のひらをいっぱい広げても届かないくらいのシイタケ。
 お昼の焚き火クッキングで鹿肉といっしょにいただいた。
 
 たまたまそこへ、宅急便が届き、なんと天然のマイタケが入っていた。
 たまたまそこに、隣の師匠と昨日捕りたての鹿肉を焼いていたのでナイスタイミング。
 和宮様のマイタケの天ぷらが即座にテーブルを飾る。
 「市販のマイタケとは違うね」と言いながら、デジカメも撮らずに食らいつく。
 ありがたい。
 きのこの師匠に乾杯。

    
 先日、山の師匠が「こんなイグチがあったよ」と持ってきてくれた。
 「イグチは食べられるのが多いけど」と応えたが自信がない。

 傘のぬめりはなくビロード状。
 傷をつけても色が変わらない。
 肉をかじったら苦味はない。
 これはきっと、「ヤマドリタケモドキ」のようだ。
 ただし、柄が網目模様のはずだが、繊維状にしかみえない。
 となると、どの図鑑にものっていない。
 したがって、食べるのはやめることにした。

                  
 山の師匠がもう一つ持ってきたのが、毒きのこが多いテングタケの仲間。
 イボイボがあるのははとくに警戒したい気分だ。
 しかし、先入観は禁物なのがきのこの世界だ。

 毒は少なく食べられない「シロオニタケ」らしい。
 見事な造形美。

 多様であることを身をもって誇示するきのこに人間は学ばなければならない。
 
    
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麻布のかりんとう専門店へ

2013-09-29 09:40:21 | 特産品・モノ
麻布の喫茶店はどこも超満員だった。
 場所柄、外人さんも少なくない。
 地価が高いせいか、どこの店も床面積が小さい。

          
 やっと、なんとか見つけた喫茶空間は3階しかあいていなかった。
 足の悪い兄には悪かったが、了解してもらってコーヒーを飲む。
 近くの狭いかりんとう専門店でかりんとう饅頭を買う。

                      
 80歳代半ばの兄が「もっと買っていいよ」と促す。
 「はい」と元気よく返事して目の前のかりんとうを入手する。
 
 それにしても、かりんとう饅頭は旨すぎる。
 久しぶりに東京の人になってみる。
 
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青山劇場前の岡本太郎の怒り

2013-09-28 21:57:03 | 風景
 久しぶりに「東京の人になる(長渕剛)」。
 墓参り前に渋谷・青山を浮遊する。
 人間にぶつかりそうになる。
 こんなに人間が多いんだから地方は過疎になるわけだと納得する!?

     
 「青山劇場・子どもの城」が役割を終え、なくなるという。
 未来の担い手への予算が削られるということだ。
 新しいステージでの再出発なら話はわかるけど、近くの「東京都児童会館」と同じように消滅してしまうことになる危惧もある。

                  
                        
 とくに「子どもの城」は、全国の児童館のレベルアップに貢献しつつあるのに。
 まさか、オリンピックへシフトしているんではないかと疑心暗鬼になる。
 広場に躍動する岡本太郎のオーナメントはどんな気持ちだろうか。

                           
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やっとハクサイを植えつける

2013-09-27 12:27:14 | 農作業・野菜
 近所の人からハクサイの苗をゆずってもらった。
 種から苗を育成する名人で去年もお願いしたものだ。

     
 この畝は1mくらいの雑草だらけのところを切り開いた所だ。
 昨年はパブリカやピーマンが元気に育った土壌でもあるので期待したい。
 
                       
 苗があっても畝がなくて困っていたので、ホッとしているところだ。
 問題は冬に近づくにつれて日当たりが悪くなっていくので、そこがやや心配でもある。
 隣にあるシイタケのほだ木に1cmほどの赤ちゃんが出てきたのもホッとしているところだ。

 風はすっかり秋となった。
 ショウジョウトンボらしき真っ赤なとんぼがモロヘイヤで一休み。
 あすは墓参り。
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道草庵の秋の野草

2013-09-26 20:48:33 | 植物
 わが道草庵の野の花がいつのまにか代わっている。
 毎日畑に居るとその気配をつい見逃してしまう。

                       
 
 畑のあちこちに背の高いアザミが林立していて、背中を脅かす。
 秋に花が咲いているから「ノハラアザミ」と思うが、夏の「ノアザミ」にそっくり。 セセリチョウが忙しく蜜を独占している。

                  
 高山植物でフウロソウと言えば、「そうかー」とうなずくが、野にある「ミツバフウロ」も同じ形だ。
 ゲンノショウコにも似ているが、派手さを抑えて素朴で確かな野の花だ。

    
 道草山の草刈りをしていたら、突然「ヤマジノホトトギス」の花が目の前にあった。
 危うく刈り取ってしまうところだった。
 毎年のように咲いてくれるのがうれしい。

                   
 エダマメがあった畝の草刈りをしていたら、中央に「ヤブツルアズキ」がデンと黄色い花を咲かしていた。
 小豆の原種だそうだ。
 刈り取ってしまってから気がついた。
 「そうだこれの豆を育てるべきだった」とね。
 
 畑全体で猛威をふるっているのはやはり「アメリカセンダングサ」でしょう。
 へたすると2mの高さまでのびてしまい、ナイロンカッターの草刈機では刈り取れないほどだ。

 量的には「キツネノマゴ」がそつなく勢力を二分している。
 おかげで、草刈機の混合ガソリンの消費率は今年がいちばん。
 意地でも農薬で雑草・野草を殺さないことにしている。        
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「羊たちの沈黙」の蛾を発見

2013-09-25 20:38:48 | 生き物
 和宮様は「虫を愛でる姫」なのだろうか。
 よく虫を発見しては連絡してくれる。
 今回は虫の居場所をいくら説明されてもわからない。
 それもそのはず、ナスの幹の根元に同化していたのだ。
 頭が下、尻尾が上、であるのがあとでわかった。

                            
 2匹を捕まえてみてもどこが頭なのかよくわからない。
 スズメガの仲間の「クロメンガタスズメ」らしい。
 映画「羊たちの沈黙」に出演した蛾と同じ仲間だ。

                
 よーく見ると尻尾の「尾角」がくるりと回っているのが特徴だ。
 緑と茶色があるが、同じ仲間だそうだ。
 やっぱり緑の幼虫はデザインもお肌も素敵だ。

 成虫になるとドクロの面の模様が見られる。
 こんな理由からか映画出演の依頼があったのかもしれない。
 以前、わが家にもやって来たことがある。

 やや垂れ目の不気味な顔、そうムンクの叫ぶ顔のような模様だった。
 メンガタスズメの変態過程そのものが、ドラマチックなんだな。
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栗拾いにネギ植えに追われる

2013-09-24 19:02:28 | 農作業・野菜
 道草山の栗がチラホラ落ちてきている。
 急いで栗の木の周りの草刈りを始める。
 きのうは18時近くまでがんばったが暗くて見えず、きょうも続きを行う。

       
 もう一日あれば草刈りは完璧だが、ゆっくりイズムを貫徹する。
 毎年周りの人に配るくらいの量があったのに、昨年は殆んど収穫ができないくらいだった。

                     
 今年はクリノタマバチの虫嬰がいっぱいできているので期待していなかったが、家族の分くらいはじゅうぶん落ちているようだ。
 この一週間が収穫期。
 夕方、一年ぶりに栗のイガと格闘する。

        
 裏の畑に「太ネギ」を植える。
 焚き火に太ネギをぶっこんで焼ネギを食べる姿を妄想する。
 昨年はとりあえず成功したが相変わらず自信がない。

                           
 ホームセンターで30本100円で買ってきた見切り品の「九条太ネギ」と「根深ネギ」も植えてみる。
 すでに枯れている葉を取るのに時間がかかったが、ここは量で生き残りを図るというわけだ。

 きょうもあわただしく一日が通過する。
 JR北海道の電車には乗りたくもないが、乗り遅れが日常となった。
 

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たそがれピーマンから幸福のハートが!?

2013-09-23 22:18:15 | 特産品・モノ
 病気にやられて枯れる寸前のピーマンがあった。
 大きさも小さいし、張りも艶もいまいちなピーマンだったが、やきそばに入れることにする。
 3人分をいっきに作るのでたそがれピーマン15個ほどの種を取り出す。

                     
 そのうちの一つから、種ではなくハートの塊が出てきた。
 1cm足らずのかわいいハートだ。
 これはきっといいことがあるはず。

 そういえば夕方、近所の人が茹でた栗を持ってきてくれたっけ。
 ハートを食べてみたら、やっぱりピーマンの味だった。
 山盛りピーマン入りのヤキソバを食べて満腹のため、しばし睡眠。
 目覚めてあわててブログを書き込む。
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草刈り・収穫・畝作りの三拍子

2013-09-22 21:34:31 | 農作業・野菜
 草を刈らないと畝作りもできないし、夏野菜の片付けもできない。
 さらには収穫もやりにくい。
 2台の草刈機がフル出動。

                            
 刈った草の一部は焚き火で燃やして灰にする。
 この灰を次に畑に撒いて野菜作りをするという、循環農法にこだわる。
 鉄瓶で沸かした焚き火コーヒーは鉄分入りの健康コーヒーというわけだ。

                  
     
 拡大したカボチャを整理していたら、思わぬ飛騨カボチャの収穫となる。
 まるで爆発キュウリのようだ。

 いまいちばん旬なのが「秋ミョウガ」だ。
 毎日いっせいに出てくるので、消費に困ることがある。

                  
 種と苗があるが、植える畝がまにあわないので急いで労働に励む。
 しかし、収入に直結しないのでついついサボタージュとなる。
 きょうになって、やっと大根の種を撒く。  
 
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衝動的に「アートクラフトフェア」に行く

2013-09-21 20:04:01 | アート・文化
 スカイブルーの青空を見ていたら衝動的に「浜名湖アート・クラフトフェア」に行くことになる。
 方向オンチのオイラらしく会場の「ガーデンパーク」までいくのに3時間くらいかかってしまった。

        
 335人ものアーティストの店があり、あまりに店舗が多すぎて疲れてしまう。
 そんなとき、子どもが遊べるコーナーがあった。
 見せるだけでなく参加できる発想が素晴らしい。

                  
 陶器が圧倒的に多いが、そのなかで「これだ」というものを探すのが難しい。

 それらの店舗のなかで、注目したのが木工コーナーだった。
 ダンボールも傘もパンもみんな木でできている。

 コツコツ作品を形成しているアーティストを支援する場としてこの空間は貴重だ。
 
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