山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

キウイフルーツの剪定

2014-06-30 21:50:04 | 農作業・野菜
 キウイフルーツの若い枝が空に向かって林立していた。
 また、先日来の強風で枝が折れる寸前のものがあった。
 雨も降っていないので枝の剪定を開始する。

         
 太陽ができるだけ葉に当るようにしたいが一日では終わらない。
 枝によっては誘引しないと重みで折れそうな枝も少なくない。
 幹の世代交代も必要だと感じるが老木から若い枝が出ていると手が止まってしまう。

                          
 キウイの実の大きさは卵くらいかな。
 ビー玉くらいのものや変形の実は摘果していく。
 一昨年から少しずつ剪定してきたので絡み合った枝がずいぶん少なくなってきたのがわかる。
 
 果物がある生活は生きる潤いを満喫してくれる。
 昨年は食べきれるか心配していたキウイもジュースにしたことでずいぶん飲むことができた。
 またダンボールでいただいた柑橘類もジュースですべて完食できた。
 その意味でもこれから、キウイは楽しみの一つとなる。
 
                             
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ジャンボキャベツとミニニンジンの収穫

2014-06-29 21:01:23 | 農作業・野菜
 風が強い一日だった。
 強風のため洗濯物を取り込むのがけっこう手間を食った。
 ほんとうは畝作りの肥料を撒きたいのだが、風でとばされてしまいそうだ。
 
 近所からいただいた「ジャンボキャベツ」を収穫する。
 葉の大きさは普通のキャベツの2倍はある。

                       
 追肥がいまひとつだったせいか、結球がゆるいようだった。
 味もやや大味のような気がする。
 しかしジュースにしたら青汁がかなり採れた。

     
 ニンジンの生育が順調だ。
 古い種の畝はやはりまばらだったが、新しい種の畝は順調だ。
 雑草と共生している間引きのニンジンを食べてみる。
 「うまい!甘い!」
 有機農法の成果が出てると自画自賛してみる。
 
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畑にホタルブクロ・ネジバナが参入

2014-06-28 21:43:03 | 植物
 ホタルブクロがついに咲いてくれた。
 昨年移植したものだが根付くかどうか心配していた。
 ほかの地域より咲くのも遅いけど、「良かった、良かった」。
 ありがとう。

          
 和宮様が発見した一輪の「ネジバナ」。
 これでもランの仲間なのだ。
 ねじれないものもあるらしい。
 まさか、龍山村から種が飛んできたのだろうか。

                      

 和宮様お気に入りの「オカトラノオ」(サクラソウ科)。
 直立ではなくたなびくのがかっこいい。

 毎年、草刈機の犠牲になっていたので、和宮様の実力行使で白いテープが四角にめぐらされている。
 花が下から咲いていくのを知る。

 畑に花があるのは素晴らしいがそれ以上に雑草が元気になっていて、一日中草刈りに追われ手が痺れてきている。
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アンズジャムも作ったよ

2014-06-27 22:48:13 | 食彩・山菜・きのこ
 完熟した梅とアンズの違いはわかりにくい。
 和宮様の梅仕事の次はアンズ仕事。
 汗をビッショリかきながらアンズを煮出し、ジャムを作っていく。
 これでしばらく、朝食のジャムはOKだ。

                 
 今度は乾燥アンズに挑戦。
 最初に種を取ってから砂糖の入った壜(画像左)に漬け込む。
 これができたら、まもなく天日干しか乾燥器で乾燥させてできあがる。
 汗を流して減量もできたようで和宮様お疲れさま。

 アンズは長野県が本場。
 元禄時代、宇和島のお姫様が松代藩主に嫁入りしたとき種を持参したという。
 それから長野に広まったという。
 気候・環境がアンズにあっていたんだね。
 
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腹ペコ芋虫の昼食

2014-06-26 21:38:38 | 生き物
「せっかくおめかししてきたんだというのに、お腹がペコペコ。
 腹ペコ青虫じゃあなくて、オイラは腹ペコ黒虫になっちまっただ。
人間たちはオイラのことを<ヒメエグリバ>と呼んでる害虫なんだぜ。」


     
 「うーん、なんかいい香り
 欲望には勝てないなー。
 オイラの好物の<アオツヅラフジ>だ。
 有毒だしみんな食べないから独占できるツーのがサイコーなんさ。」

                         
「アオツヅラフジを食べていると、鳥はその毒素で敬遠してしまうらしいよ。
 急がなくちゃ。
 ゴールは近い。
 ちなみにオイラは尺取虫みたいだけど、ヤガ(夜蛾)の仲間なんだ。」

 
 「ふんふん、これです。これです。
 この匂いがたまらないんだ。
 親はモモやブドウが大好きで人間に嫌われているんだけどさ。」

                     
 「あー、よかった。
 いただきまーす。
 生きててよかったー。
 オイラのファッション、かっこいいだろ!」

                       

      

 

                    
      
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石焼芋は定番となる

2014-06-25 20:52:30 | 野外活動
 畑で古くなった竹の支柱・枝とか雑草とかがたまったので燃やしていく。
 こうすることで畑がきれいになっていく。
 もちろん燃やすだけではもったいない。

                   
 収穫したジャガイモを茹でて、おやつでも主食でもOK。
 ジャガイモの茎も燃やす。
 生ゴミもじっくり燃やす。

        
 ダッチオーブンで石焼芋をつくる。
 あまりにうまいのですぐ完食してしまう。
 サツマイモは買ってきたものだが秋には畑から収穫できるはず。
 
 午前中は暑いくらいの天候だったが、午後は梅雨空となる。
 スイカの苗床にワラを敷く。
 ワラは昨年の秋の祭りのときにもらってきたものだ。

 土に感謝。火に感謝。
  
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採りたてレタスが旨すぎるー!

2014-06-24 13:53:35 | 農作業・野菜
近所からいただいたレタスの苗が見事結球してきた。
 今年は以前失敗してきた苗が食べられるまでになった野菜が多くなった。
 有機質土壌の効果が出てきているのに違いない。

 そのレタスを生のまま食べてみたら、シャキシャキはもちろんのこと何もつけなくても甘いのだ。
 へたすると1個丸ごと食べられてしまうほどの勢いだ。

     
 それに、以前撒いておいた「ガーデンレタスミックス」の芽が出ないので、いただいたレタスの苗を植え込んだところ、そのガーデンレタスが目覚めてしまったのだ。
 
 白菜のようなかたちの「タチレタス」もいつのまにかいっしょにできていた。

                      
 しかも、ジャングル状態に見えたところには「エンダイブ(チリメンチシャ)」という縮れたレタスも仲間入りしていたのだ。
 まさかガーデンレタスの種がいつのまにか結球しているとは、うかつだった。

 というわけで、毎日シャキシャキのレタスサラダ三昧の食卓になってしまった。
 近所の野菜づくりの達人に感謝、合掌して「いただきまーす」。
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梅仕事一段落、ホッ!!

2014-06-23 19:36:04 | 食彩・山菜・きのこ
 和宮様が日夜専念していた「梅仕事」が終了した。
 今年は梅の量を少なめにしたので、比較的スムーズだった。
 これからの暑さ対策でもある「梅シロップ」づくりでは氷砂糖を入れていく。

    
 一週間足らずに氷が解けていく。
 大きい梅のほうはきれいだが、傷があった梅を入れた壜は色が濁っている。
 味は変わらないと思うけどね。
 「梅シロップ」だけで6.7kgもあるが、足りないかもしれない。

                     
 大きい梅は、「甘露煮」1.4kgを作ったが売れ行きがよくあっという間になくなる。
 たまたま来客が多かったせいもある。
 よかったよかった。

      
 昨年作った梅ジャムがまだ食卓の現役なので今回は作らなかった。
 ラッキョウ酢漬は簡単でしかもおやつがわりになるので約2kg作ってみる。
 
 梅干しは少なめに3.5kg作る。
 酢と砂糖を入れた梅の「サワー漬け」を試しに1kg弱作ってみる。
 今回は合計約15kgほどの控え目な梅仕事となった。

 去年は梅の量がかなり多く和宮様の疲労が心配されたが、「今回くらいの量がいい」とおっしゃる。
 それでも忙しいことには変わりない。
 お疲れ様でした。

   
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食害する昆虫も元気だ

2014-06-22 21:09:57 | 生き物
 毎年畑の隣にナルコユリが出てくる。
 すると同じように全身黒いイモムシが5・6匹いて、葉を食べてしまう。
 それは蛾か蝶かと思っていたが、ハバチ=葉蜂だった。

                       
 毒針はないから人を刺すことはしない草食平和主義者でもある。(「平群庵HP」より)
 ただし、葉は旺盛に食べられてしまう。
 「ヒゲナガクロハバチ」というのだそうだ。

     
 アスパラガスの葉を食べていたのは、「ヨモギエダシャク」だった。
 われわれが近づいたせいか、擬態をしていた。
 ニンジンやキク科の野菜が好きだというが、ニンジンの葉をバリバリ食べている犯人はこのエダシャクか「キアゲハ」の幼虫かもしれない。

                      
 よく発見するのはこの「アオカメムシ」だ。
 マメ科やイネの食害の有名人?だ。
 この仲間が全国を荒らしまわっているニュースを先日見たばかりだ。

 わが畑が荒地だったころのほうが昆虫の種類は多かった気がするが、やはり畑が開拓されると少なくなるのは間違いない。
 それでも、無農薬を貫徹してきているぶん、そこそこの昆虫は生息しているのも事実だ。
 使っていないスペースはかれらのために雑草を残している。
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矢口史靖監督映画「WOOD・JOB/ウッジョブ」を観る

2014-06-21 21:53:34 | アート・文化
昨夜、友人に誘われて前々から観たいと思っていた矢口史靖監督の映画「wood job」を観た。
 都会の青年が林業にあこがれめでたしめでたしの物語かと思っていたが、じつに爽快で痛快な物語だった。

                          
 抱腹絶倒の場面を随所に入れながら、しかも日本の林業の課題はしっかり挿入しながらも感動を誘う納得の映画だ。
 上映前に監督の挨拶があった。

         
 しかも、上映を支える若い林業家たちも監督とのトークに出演しているのも斬新だ。
 この映画館をよく利用する人は観客はふだんパラパラなのに、きょうはほぼ満席なのにびっくりしている。

                   
 「TenkomorI」(天竜これからの森を考える会)と映画館がコラボした取り組みは素晴らしい。
 林業家たちの内輪の活動ではないのが大きい。
 映画の内容と彼らの活動が一致している。

 林業とは世代を繋いでいくリレーであるとともに、循環型社会の実現で地球をきれいにしていくこと、人間のいのちを洗濯することとつながることでもある。
 そんな背景を織り込んで野趣豊かな労働と祭りとをかっこよく実現した映画に大満足だった。

                     

       


                            
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