山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

梅干し・梅ジュースづくり順調

2012-06-30 20:05:21 | 食彩・山菜・きのこ
             
                 

 和宮様の獅子奮迅の賜物で、梅干しづくりは順調に漬かっている。
 ひたひたと白梅酢が揚がってきている。
 そろそろ、重石を半分ほどにしなければならない。

 まもなく土用干しだが、お天気がやはり不安定。
 昨年も、干す作業が天気に翻弄された。

            
                     

 梅ジュースも氷砂糖がすっかり溶けた。
 ときどき容器を揺するのだけど、底に砂糖が溜まってしまう。

 夏本番は梅ジュースが肉体労働のパワーの源となる。
 夏は梅で乗り切るのだ、と自分に言い聞かせる。

 
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ちっちゃーくても。 ヒメヒゲナガカミキリ、サビキコリ

2012-06-29 20:27:13 | 生き物
 体が2cmくらいだが、髭がとびきり長いカミキリムシがいた。
 しかも体の模様がいかにも地味だ。
 昆虫少年からも見向きもされないような「ヒメヒゲナガカミキリ」くん。



小さくても立派な体つきのカミキリだ。
 倒木や朽木に生息するらしい。

                       
 そのうえもっと地味な「サビキコリ」(コメツキムシ科)が畳の上で動かない。
 死んだふりをしているようだ。
 コメツキムシならピョンと曲芸を見せてくれるのに。
 こんな小さな固体でも、成虫になるには2年もかかるという。

 昨日は、道草山の栗の樹に「アオゲラ」を初めて発見。
 頭と目の周りが見事な赤。
 腹はキツツキらしい白黒模様。
 背中はウグイスのような草色。
 まったくおしゃれな「アオゲラ」だ。

 生き物の世界にも人間と同じように、派手な連中と地味な連中とが共存している。
 オイラは地味な人間なので、つい、注目されていない連中に共感してしまう。

 
                  

     

           
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夏はやっぱ蒲焼!240円!

2012-06-28 18:31:30 | 食彩・山菜・きのこ
 うなぎの値上げで庶民にとっては手が届かない。
 そんなとき、とあるスーパーで蒲焼コーナーで240円が目に留まった。
 「まさか……」
 
             
 よく見たら、サンマだった。
 「なーるほど。」
 企業努力とはこういうことなんだな。
 この発想がすごい。

 夕飯にいただきました。
 「なかなか、いいじゃん」

さて、電力会社の株主総会が一斉に行われ、脱原発の提案はことごとく否決。
 暗然たる思いにかられる。
 福島の教訓というものがいかされていない。

 利益優先・拝金主義の強さ。
 野田内閣もやっぱりそれに引っ張られている。

 アメリカの植民地・沖縄基地も、太平洋戦争決断も、根っこは同じ。
 強い力が働くと異論を出せないニヒリズム。
 
 企業の社会貢献の発想は、戦前のほうがあったように思ってしまう。
 本当の意味での「報徳思想」が見直されなければならない。
 企業の繁栄が地域の豊かさにつながるように。
 東電前会長は自分の天下りを止め、自らの思考転換をはかるべきだ。
 
 怒りが収まらないオイラは、とりあえずサンマの蒲焼でうさを晴らすしかない。

 
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ナス初収穫!イチゴ畑埋まる!?

2012-06-27 21:38:30 | 農作業・野菜
 なかなか様子が見られなかったナスの防虫網を剥がした。
 なんと、見事な「千両ナス」が出来ていた。
 これは想定外。
 今年初めての収穫だった。

           
 しかし、キュウリの苗はウリハムシに食われている。
 防虫網をしなかった結果だ。
 農薬はいっさい使わないので、油断は禁物なのだ。

                     
 梅雨の雨は雑草の応援団。
 イチゴ畑は雑草軍団についに占拠されてしまった。
 これだと、イチゴのようすもわからない。

                         
 先日吊るしたタマネギの竿が折れたのでやり直し。
 初めてのタマネギ収穫もひやひやだった。

 失敗アリ、成功アリ、野菜づくりも人生と同じでごわす。


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巨大ジャガイモ「どーもくん」発掘!

2012-06-26 21:14:27 | 農作業・野菜
 とにかくでかい。ずっしりのジャガイモを収穫。
 幅10cm、長さ16cm。
 一見してジャガイモには見えない。

            
 大き目のメークイーンと比較してもその大きさはスペシャル。
 形状はNHKの「どーもくん」か、土偶か。

                    
 その裏は、巨乳ジャガ子ちゃん。
 きっと、これは旨いに違いない。
 食べるのがもったいない。
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山里の田園を借景に、6月の尾上ガーデン2

2012-06-25 20:09:08 | 植物
 イネの緑がいのちの輝きを増しているとき、6月の尾上ガーデンはポツリポツリと花を咲かせている。
 欧米から来た園芸植物かと思うほどの鮮やかな「マツモトセンノウ」(ナデシコ科)。
 京都嵯峨の仙翁寺で発見された「センノウ」の仲間だ。
 しかも、花が松本幸四郎の紋所に似ているところから「マツモト」の名前がついたという。
 いかにも、由緒ある花だ。
 しかし、レッドデータブックに載る危急植物に指定されている。

      
 よく道端で見かけるのは八重の「ヤブカンゾウ」だが、これは一重の「ノカンゾウ」(ユリ科)。
 若い葉や蕾は山菜として食用になる。

               
 5月から咲き始めている「ミヤコワスレ」(キク科)。
 花色に白・青・紫青・ピンクがあり、園内のあちこちで確認できる。
 承久の乱で佐渡に流された順徳天皇の境遇に因んだネーミング。


庭の中央にある池の中には「コウホネ」(スイレン科)の金色の花が鮮やかだ。
 根茎が人間の背骨に似ているところから、川底に横たわる「河骨」、つまり「コウホネ」と命名されたらしい。

         
 最近公園や庭先でよく見かける「ヘメロ・カリス」(ユリ科)。
 日本のユウスゲやカンゾウが欧米で改良され逆輸入されたもの。
 「ヘメロ」は「一日」、「カリス」は「美しい」の意味。
 花は一日で終わるが次々出てきて、ひと月以上も続くので人気がある。

 過疎地の田園にしっとり溶け込んだ尾上ガーデンはもう個人の庭を越えて地域の財産になっている。

終日雨模様の一日。
 キュウリの苗をやっとすべて植えつけ完了。
 トマトに追肥をやっと実施。
 草刈する暇がない。

                             

   
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ウラギンシジミは落ち着きがないなー

2012-06-24 10:13:17 | 生き物
 挿し木のアジサイに来た「ウラギンシジミ」。
 カメラを向けようとすると、あっというまに飛び立ってしまう。
 ポーズをなかなかとってくれない被写体なのだ。

 裏の羽全体がやや地味な銀白色だが、広げると茶色地にオレンジの紋が見事だ。
 紋の色がオレンジなのがオス。青なのがメスだそうだ。


ナスを囲っている肥料袋の上に「ナナフシ」がいた。
 ここじゃあ、見つかってしまうぞな。
 まさか龍山村から来たのではあるまいか?

                     
 座卓でテレビを見ていたら、その後ろに「アマガエル」が遊びに来ていた。
 「おい、場所が違うんじゃないか」と、捕まえて外に放り出した。
 どうも、わが家の中は虫たちにも居心地がいいようだ。

 だけど、ムカデだけはかんべんしてもらいたいよ。          
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今のところ トマトが順調だ

2012-06-23 17:58:49 | 農作業・野菜
 台風や大雨の国道通行止め?にもかかわらず、ミニハウスのトマトが順調に花も実もつけている。
 えらいな―、トマトは。
 最近は果物みたいなトマトが注目されているが、やっぱり大地の味がするトマトがいい。

            
 「ミニトマト」の実もつき始めた。
 水やりは控えめにしてきたが、台風の影響で一部雨水が畝に浸入してしまった。

                   
 昨年失敗した中玉の「桃太郎」もしっかりした実ができている。
 今年こそ、たわわな中玉トマトをみたいものだ。
 「そうだ追肥をしなくちゃ」と思いながらも、他の作業にズルズルかまけていた。

 夏に来る小さな天使たちにも真っ赤なトマトを丸ごとかじりついてもらいたいからね。

           

       
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ハチクはビン詰めで保存

2012-06-22 10:09:44 | 食彩・山菜・きのこ
 ハチク(淡竹)はそろそろ終盤。
 タケノコはいっきに食べられないので保存が課題。
 冷凍したり塩蔵したりしたが納得いかず、友人がやっていたびん詰め保存を挑戦。
 けっこうビンに収納できるのにびっくり。

                   

 収穫包丁があるのがわかって購入。
 これで白菜やキャベツもしっかり収穫できるぞ。

           
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梅の甘露煮・梅ジュース 梅仕事全開

2012-06-21 20:32:27 | 食彩・山菜・きのこ
 いただいてきた大き目の梅でまずは「甘露煮」づくり。
 和宮様は一日中台所に張りつき。
 今回は糖分が多く手間のかかる甘露煮は15個だけにしぼる。

          
 鍋から引き揚げて1個を試食。
 甘酸っぱい甘さ。

               
 きび砂糖・三温糖の入った鍋のスープをよく煮出す。
 粘りが出てきたところで梅にかけてできあがり。

                     
 うまいに、「超」がつく。
 和菓子喫茶で出てきたものと遜色ない。

        
 昨夜からの夜なべ作業の梅のヘタ取り。
 これだけでも数百個はあるだろう。

                   
 梅ジュースづくりは二つのビンを合わせて7kgつくる。
 これだけあれば、毎日梅ジュースを飲んでも夏を乗り切れる。
 朝から夜までの地味な作業を続ける和宮様はさすがにへとへとだ。

                   


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