一昨日完成した「堆肥場」に落葉を投入する。堆肥場の一番下の土の上には先日いただいた頑丈な青い防虫網を敷いておく。というのは、これをやっておかないとネズミが侵入してカブトムシなどの幼虫やミミズを食べられてしまうからだ。そこに分解しにくい木の枝などを入れて、その上に落ち葉を投入する。
しかし、落ち葉といっても周辺に意外に少ないのがわかった。あったとしても圧倒的に杉の葉が多い。本命の広葉樹の葉が少ないのだ。そりゃそうだ、杉・檜ばかりの人工林だらけの森からは落葉さえも手に入らないのだ。仕方がないので車で30分くらいかけて探しに行く。それでもなかなか入手がむずかしい。あったとしても量が少ない。
手持ちの篭を動員して二日かかってなんとか満杯にする。業者が道路清掃で枯葉を捨てていた場所を見つけて、まずは効率的に確保することができた。その落葉を篭に詰めて堆肥場に集めてからその上に糠を撒いて粘菌・微生物の餌とする。先日の雨で篭が重くて腰への負担が大きい。
もっと大きな篭もあるがそれでは人力ではとても運搬できない重さだ。なんとか堆肥場を満杯にしてから、上から力いっぱい踏んづける。すると、あっというまに半分以下になる。1cmの土を作るには100年かかるという。粘菌・微生物のパワーなしではいい土壌ができない。さて、半年後くらいにはどれだけ熟成ができるか楽しみだ。これをもっと早くやっておけば良かったのだ。