山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

越冬したキタテハ来た!

2011-03-31 19:39:10 | 生き物

 早春に最初にやってきた蝶は、「キタテハ」だった。 おそらく、この冬を成虫のままじっと物陰で春を待っていたのに違いない。 だから、うれしくて春を謳歌しているのだね。 なかなか止まってくれないので、写真を撮るのが大変だった。

 きょうも終日、草取りと土寄せに暮れる。 防寒対策はやったつもりだったが、タマネギやサヤエンドウは風前のともし火。寒冷紗のかける時期や肥料のやり過ぎか、なかなか思うとおりにならない。

 イチゴがなんとか冬越しできそうだ。 白い花がいくつか確認できた。 昨年は口に入れるのはわずかだったが、今年はどうだろうか。 防寒だけはかなり力を入れたつもりだ。 三年目とはいえまだまだ初心者に変わりはない。

 

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切干大根のできあがり

2011-03-30 19:01:38 | 食彩・山菜・きのこ

 隣の師匠から大根を通算すると何十本もいただいてきた。 いただくたびに大根を漬け込んできたが、今月からは切干大根が多くなった。 さすがに最近は大根も終了となり、切干大根風景も終了だ。 2月ごろがいちばんピークだろうか。 それぞれの家の庭に真っ白い大根の千切りが干されているのが風景になっていた。 

 そして、すっかり乾かせて、できあがり。 この三袋で30本近くの大根が使われている。 といっても、小振りの大根だけれど。

 きょうは、終日、草取りに追われた。 手の肌がゴワゴワになっている。  畑できょうはじめて、モンシロチョウを見た。 夕方の散歩では、シジュウガラやコスミレ・ワラビを発見。 いよいよ春の登場、開幕だ。 風はまだまだ冷たい。

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ジャガイモは三種類

2011-03-29 19:59:24 | 農作業・野菜

 ジャガイモの植付けは、「キタアカリ」「メークイーン」を3kg、「男爵」を1kg、の三種類にしました。 昨年は、大豊作でしたので、いろいろな所に送ることができました。 好評だった「キタアカリ」と「メークイーン」をメインに植えつけました。 

                                

 種芋のあいだに肥料を加えて、土を被せ、新芽を待つばかり。 一昨年はこの新芽が寒さにやられて全滅だったというわけです。 そこで、植える時期をひと月ほど遅らしています。

 

 ところで、地震被害地のガレキの処理が大変ですね。 私はこういうときだからこそ、相撲界の力士がこぞってこのガレキをかたづけることをやるべきだと思うのです。 作業効果は別としてパフォーマンスでよいから、そのことで相撲を見直すきっかけになればというわけです。

 その点では、サッカーは早い対応ですね。 さすが、柔軟です。 メディア戦略がうまいです。 相撲界も民主党も、もっとメディア戦略に磨きをかけるときです。 芸能人も出番のときです。 メディアももっともっと支援する芸能人を取り上げてほしいですね。

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ジャガイモ植付け完了

2011-03-28 17:22:40 | 農作業・野菜

 教本によれば、2月にジャガイモを植えるのがフツーだが、一昨年それで全滅だった。 というのは、連日の霜にやられてしまうのだ。 ここ数日、外の水道は氷の洟垂れ小僧を演じている。 となりの集落と比べても花や野菜の勢いが違う。 というわけで、今月末から4月上旬に植付けというわけなのだ。

 昨日、ジャガイモの灰作りを行った。 見事な漆黒のヤカンが主役ではなく、灰が主役なのである。 道草山の低木や竹などを燃やして草木灰をつくり、ジャガイモの切断面にまぶそうというものだ。 もちろん、その焚火で昼食は暖かいうどんをくらったし、焚火コーヒーを飲んだのは言うまでもない。

                                  

                               

 さいわい、本日は天気が良かったのでその灰でジャガイモの天日干しができた。 そして、無事、畝に植えることができたのだが、やはり畝作りが一週間遅かった。 それにしても、強行軍の一日だった。 筋肉痛が出るのは明後日かなー。

 そんな体をひきずっている我々をツマグロヒョウモンは「風の舞」を踊って見せてくれたのだった。 今年初めてのお出ましだ。 いつみても、見事な色彩だ。

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畝を荒らす犯人は!?アニマルトラッキング

2011-03-27 18:39:45 | 生き物

 せっかく畝を作ったのに、誰かが歩いたのだ。 足跡の大きさからすると、どうもネコやイヌではないようだ。 歩き方からすると、キツネみたいだが、大きさからすると、イノシシかシカ・カモシカのような気もする。 

             

 雪の上だともう少し輪郭がわかるが、土の上ではわかりにくい。 今までの例だとイヌが多かったが、今回は足跡が大きいのだ。 そういえば、深夜に近くの犬が吠えていた気がする。 

 夜の時間割は動物たちの時間なんだな。 つまり人間は夜更かししてはいけないんだ。 反省!!

 

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イベントにU字溝が出番

2011-03-26 22:46:22 | 行事

 4月9日に主催する「さくらコンサート」の打合せにきょう十数人が集まった。 打合せに助っ人がどんどん集まるのが成功の秘訣だ。 様々な人が駆けつけてくるのも団長のみっちゃんの人や地域を思う情念が惹きつけているのに違いない。

 多数のU字溝が届いた。 これはマロンさんのつながりの賜物であり、運搬も自前で行ってきた。 この上で、竹筒のイノシシ汁を作ろうというものだ。 つまりはアウトドアクッキングの導入だ。

 従来はスタッフが全て手作りの料理でもてなすてんてこ舞の忙しさであったが、今回は、参加者に食材を自分から採ってもらったり、お茶も自分から淹れにいくようなシステムにした。 参加型イベントへの第一歩だ。

 内容も田舎暮らしをはじめた若者のトークを入れたり、お茶や地元野菜などの出店も考慮して、過疎を少しでも潤すようなものを考えている。 ここで元気を共有することが、国難ともいえる現状に希望を見出すきっかけになればと思う。

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春を呼んでいるシデコブシ

2011-03-25 20:44:56 | 植物

 自宅の庭を開放して「オープンガーデン」をやっているみっちゃんの庭に、見事な「シデコブシ」(モクレン科、別名ヒメコブシ)が満開だ。

 数百万年前の地層から化石としても見られるという「シデコブシ」は、日本固有種の貴重な樹木だ。 自生地のものは、絶滅危惧種に指定されている。

 春野町のあちこちでこの薄紫色のシデコブシが見られる。 東海地方は多いらしい。 コブシとは違った上品さを感じる。 青空の下、いちはやく春を呼び寄せている姿が美しい。 

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東北地方太平洋沖地震 ~私たちにいまできること~

2011-03-24 22:02:57 | アート・文化

東北地方太平洋沖地震 ~私たちにいまできること~

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よそもののまちおこし!?

2011-03-24 20:12:22 | 行事

 よそものが中心になってまちおこしの「応援団」を作った。 「春野長蔵寺応援団」という名前だ。 団長は地元でまちおこしを孤軍奮闘で続けてきたみっちゃんだ。 彼女の活動の蓄積でコンサートはこのところ100人を超える参加者がある。

 鄙びた山あいの中山間地にこれだけの人が集うのは驚異的だ。 しかも、行政や既存の地域組織に頼らず活動を続けてきているのだ。

 意気に感じたよそもののボランティアを中心に作った応援団が今回は主催することになった。 限界集落がポトリポトリとできていく現状の中で、みっちゃんの「地域に元気を」という願いを少しでも実現しようという取り組みだ。 

 前回は、定員がオーバーしてお断りした人がいるほどだ。 申し込みは早めに。 心のこもった文化と食彩と自然が待っている。 春の到来とともに、その準備をすでに始めているところだ。 あわせて、そこで東北大地震被災地への義援金を集める予定だ。

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手作り道路まもなく完成

2011-03-23 18:52:34 | 農作業・野菜

 畑から「収穫」した石をまいて、野菜畑と茶畑の境にある道がまもなくフィニッシュ。 これでしばらくこの道の雑草との格闘からは解放される。 仕上げに撒くきれいな砂利をホームセンターに買いに行ったが気に入ったものがなく、いったん保留。 ほかの心当たりあるホームセンターに買いに行くことにした。

                            

 畑から掘り出したやや大きな石は石垣のかさ上げに使ってみた。 自然素材は捨てるものはないんだなー、と感心する。 今まではこれらの石を邪魔者扱いをしていたのを反省する。これからはガーデニングなどで活躍してもらおうとあてにしていまーす。  

 昨日は久しぶりに買出しに行ったが、一日がかりだった。 スーパーの棚を見ると、やはり米やカップ麺は買占めがあったようだ。 静岡でさえこうなのだから、関東はもっとひどいのがわかる。 きょう、水道水の放射能汚染でまたまた買占めがはじまった。 乳児を持つ家庭ならまだ理解はできるけどね。

 効率のよい原発にはしってしまった天誅が国民を襲ったわけだろうか。 「自然との共生」や「自然への畏れ」が日本人の生き方の原点だったが、欧米化に走るあまり、それらを投げ捨て、合理主義・経済第一主義に汚染してしまったということだろうか。

 そんなことを考えながらきょう一日、鍬で地球を掘り返しているのだ。 すると、ゲゲゲとコジュケイの奇声がこだました。                 

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