山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

害虫のクワカミキリ

2009-08-31 18:32:11 | 生き物
 深夜の訪問者がものものしくやってきた。
電球や蛍光灯に体当たりして、羽音高く「クワカミキリ」の登場だ。
名前の通り、クワの木を食い荒らす害虫として知られている。ケヤキやイチジクなども加害する。特徴的な模様も上翅のブツブツ以外はなく、いかにもカミキリ戦士のような風貌だ。咬まれたら痛そう。
 
 選挙は下馬評どうりの結果をもたらした。だまされ続けた民衆もさすがNOを突きつけたということだ。戦後の歴史に初めて民衆のホンネが表現されたと言ってもいいかもしれない。ただこれを一時的なブームにしてしまうかどうか、それは政治家にも民衆にも、これからどこに向かって生きていくかの中身が問われているのだと思う。
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開拓畑

2009-08-30 19:14:45 | 農作業・野菜
茶色い部分がマイ糞尿入りのオガクズ。白い部分が雑草を燃やした草木灰。その他黒褐色のが枯葉や雑草の堆肥。これらを開拓した畑に漉き込もうというわけだ。
 初めての堆肥なので効果的であれば本腰を入れて作っていきたい。
 これからの時代は循環型社会が望まれるように。

 きょうの選挙の結果は、年表に太字に残るくらいの時代を画する日になると思う。問題はそれを担う主体が成長しているかどうかだ。今までのように市場原理主義にゆだねるか、それとは違う価値観を貫徹するかの分水嶺になる日だ。結果はどうあれ、志をもった日本人がどれだけ育つか、輩出させるか、その環境醸成をいかにつくるかがマニュフェスト以上に肝要なことと思う。

 クワ一本で大地を耕す行為は、同時に自分は何を目指そうとするのかという模索と確認の意思表示でもあるのだ。
 
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堆肥ができた

2009-08-29 10:47:52 | 農作業・野菜
 肥料がいかにかかるかを痛感する日々だ。肥料代がバカにできない。肥料がなくなってきたので堆肥場の肥料を使うことにした。半年振りに初めて使うのだが、立派な土になっている気がする。
 バイオトイレのオガクズ入りの糞尿も混ぜてある。いわば、自分たちの糞尿も肥料になるというわけだ。焚き火で雑草を燃やした草木灰を追加して開墾した畑に「ねこ」6杯分を鋤きこんだ。これと同じくらいの肥料代だと7000円くらいかかってしまう。堆肥場には堆肥がまだ半分以上残っている。時間と手間さえかければ、ただで肥料を作れるというわけだ。
 循環型生活に少しは近づいたと自己満足してトマトをむさぼるのだった。
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少なかったウシアブ

2009-08-28 15:32:53 | 生き物
車の運転中にウシアブが入ってきた。本人もフロントガラスに向かってもがくだけで運転席から出て行かない。さすが運転中に刺されるのもイヤなので、帽子で外に追い出した。
 今年は冷夏のせいかウシアブの出現が少ない。去年はいつのまにかアブに刺されていてプクッと膨れてとても痒い思いをしていた。夏後半になってアブもあわてて活動開始らしく、とにかくうるさい。農作業の邪魔をしてくれるが、今年は現在まで刺されていないのがさいわい。むしろ、先日ハチが腕を刺したところが痒い。
 田舎暮らしとは、痒さを耐えることである。そしておおむね、虫と共存することでもある。
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パソコンをやるウマオイ

2009-08-27 13:29:28 | 生き物
夜遅く、ひとりパソコンに向かっていると「ウマオイ」がやってくる。家の中の虫を食べてくれているのだろうか、このところしっかり居候しているのだ。
 そして、私と一緒にパソコンのキーボードに向かうという、たいへん好奇心の強いウマオイだ。
 ウマオイにはハタケノウマオイとハヤシノウマオイの2種類があるそうだが、専門家でも見分けが難しいという。鳴声だけがたよりということだが、まわりの虫の声の合唱にまぎれてまだしっかりと聞いていない。人懐っこいウマオイが深夜突然飛んでくるのに慣れてきたこのごろだ。
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ニラのとう

2009-08-26 15:40:52 | 農作業・野菜
ニラの「とう」が伸びてきたので、上から12cmほどを摘んできました。それ以上長いと硬いところがあります。
 夕飯はこれに卵を入れて炒めましょう。
 「とう」に栄養がいってしまうので今のうちに「とう」を採ってしまうのが大切だと師匠がのたまいましたが、師匠の畑のニラも「とう」だらけですよー。
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うなぎじゃないよ長ナスだよ

2009-08-25 18:24:02 | 農作業・野菜
 浜松産のウナギのような長ナスの収穫が順調です。40cm近くもあります。
 近所の丸ちゃんからいただいた苗で育てたものです。
 この地域はナスといえばこの長ナスです。柔らかく調理も多様にできるというのが人気の理由のようです。漬物にするには細すぎますが、このところシンプルにフライパンで炒めたり、ミソ汁に入れています。毎日2本は食べています。

 キウイの剪定の続きをしていたら、どうもハチの巣があったらしく、4箇所ばかりいっせいに刺されてしまいました。以前、スズメバチに刺されたことがあるので、その痛さがそれほどではないので、違うハチのようでした。すぐ薬を塗ったら痛みは消えましたが、腫れがひきません。
 田舎暮らしは、虫と雑草との格闘というのが実感ですね。
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これもメンガタスズメ!

2009-08-24 19:50:42 | 生き物
無農薬トマトの豊作が続いています。トマトを病害で全滅した師匠も目を細めてくれました。
 が、そのミニトマトにカラフルな芋虫くんがいました。さわってみても柔らかい弾力がある癒し系の芋虫くんです。
 ところが、この芋虫くんは、昨日見たメンガタスズメと同じ仲間だったんです。
黄色型、緑型、茶色型と三色があるそうです。とても信じられナーイ!
 これが「ドクロ蛾」ともいうんですから、昆虫の幼年期と成年期とはずいぶん違いますね。そこが、昆虫の面白さかもしれません。

 そういえば、昨年、図鑑で見てもなかなか同定できなかった芋虫と同じだったかもしれません。ポピュラーな昆虫図鑑がなかなかないのが残念です。
 そんな来賓者を楽しみながら、毎日、ミニトマトを10個ほどつまみ食いさせていただいております。
 
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メンガタスズメ

2009-08-23 20:20:38 | 生き物
ミニトマトの葉っぱを食べていたのは、イグアナ芋虫??
調べたら、「メンガタスズメ」というスズメガの幼虫でした。
 成虫は、背中に人面・ドクロマークをしょっている模様がある大型蛾です。
 そういえば去年、風呂に入っていたら奇妙な赤褐色の蛾が居たのです。よく見たら背中にドクロのお面をつけているような模様をしていたので、目を丸くした記憶がありました。すごい戦略を考える蛾ですね。映画「羊たちの沈黙」に出てくる蛾としても有名です。
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タカサゴユリ(高砂百合)

2009-08-22 21:41:39 | 植物
テッポウユリに似ている「タカサゴユリ」が畑で咲きました。花の外側に紫褐色のラインがあるのが特徴です。台湾原産で、沖縄語で台湾という発音の訛りが変化してタカサゴとなったそうです。
 ピンクのササユリと同じく種子で増える風媒花ですが、栽培はなかなか難しいということです。ササユり・ヤマユリ・タカサゴユリとリレーするように野山に自然に咲いていく過程が見事です。
  
 キウイの剪定をしましたがなかなかはかどりません。ブロッコリーの苗の第2弾を植えつけました。あっというまに昼になり、あっというまに夕方になってしまう日々に追われています。
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