山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

水道も自主管理

2012-01-31 21:06:37 | 出会い・近隣
 今月は集落の水道当番だった。
 水道は以前近くの沢から集落の人が自前で引き込んだものだった。
 水道料金は使用量に関係なく一律1000円。

 2年前まではときどき水が濁ったりしたが、最近工事をしてからは一度もない。
 ただし、古い配管や水漏れや台風の影響などでタンクに水がたまらないことがあり、断水がままある。

 工事前はほぼ沢の水だったので、お茶の味が極めてよかった。
 しかし、工事後カルキを入れ始めたら、都会の水道みたいな味がする。
 進歩もなかなかむずかしいところだ。

 昨年、各戸にメーターが取り付けられ、当番がその使用数字を点検し、とくに水漏れをチェックしている。
 かつては水源とタンクを自主管理していたがいまでは業者と一緒に管理している。
 水問題は世界的に深刻な課題だ。
 日本の豊富な水に感謝するとともに、川を汚さない取り組みを痛感する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕の前に道はない、ことはない!?

2012-01-30 21:10:41 | 農作業・野菜
 雑草との格闘を軽減するため道を補強しているがうまくいかない。
 というのも、大雨が降ると土砂が道にかぶり、その土の上に雑草がはびこってしまうのだ。

 だから、畑より道を高くすること、道に土砂がかぶらないようにすること、これが教訓だった。
 というわけで、防草シートに突き出た雑草を取り、畑から収穫した石を撒きなおし、両脇に製材所からもらってきた柱の端材を配置。

             

 その石の上に、購入した細かい砂利を撒いたのだ。
 20kgの砂利7袋分だ。約1mにつき1袋が最低必要だった。
 畑から収穫した石がかくも大活躍したのにはびっくり。

                     

 高村光太郎の「僕の前に道はない ボクの後ろに道はできる」という詩がなんども頭をよぎる。
 作業しながら、「道はあるけどまともな道を作り出すのはたいへん」とぼやく。

 オイラの座右の銘、魯迅の「希望とは…地上の道のようなものである。もともと地上には道はない。歩く人が多くなればそれが道になるのだ。」という教科書に載っていた小説『故郷』(竹内好の訳がとくに素晴らしい)を思い出す。

 光太郎も魯迅も道は作り出すものだというところでは一致している。
 道づくりは希望というものの構築過程でもある。
 小さな道から世界につながる世界を妄想する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギンナンごろごろパックン

2012-01-29 19:15:59 | 食彩・山菜・きのこ
 近所の道路際にギンナンの雌木がある。
 秋からギンナンが道路に落ちていて、車に轢かれて道路も汚れている。
 冬になっても事態は変わらないので、もう食べられないかなと半信半疑ながらバケツ1杯ほどギンナンを拾う。

 ゴムの手袋をして2時間ほどかかって本体をむき出す。
 わが採集経済の係数は高いのだ。
 なにしろ収入がないのだから真剣なのである。

              

 集落の人は拾う行為には無頓着である。
 濡れたままのギンナンをふたつきの茶碗で5分足らずでチーンする。
 乾燥しているのより効率的に硬い殻が剥ける。

 コーヒーと一緒にいただきまーす。
 「なかなかうまい!いけます、いけます!」
 畑で採れた野沢菜を漬物にして一緒にブレンド。

 どうやら、毎日の食卓にしばらく登場するギンナンとなった。
 どういうわけか、食べ過ぎてもニキビは出ていない。
 家計と栄養を支えるギンナンに愛の賛歌を!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さぶーい!消防ポンプの点検

2012-01-28 19:05:05 | 出会い・近隣
 集落4軒が消防ポンプ点検の当番になっていて、きょうの午前中に実施することになった。
 新参者のオイラにはポンプの操作がNO!だが、さすが地元の人はせっせと手際が良い。
 近くの川にポンプを持っていって始動。

 若干、ネジの緩みのところから水が少し漏れているが基本的に問題なし。
 あいかわらずの寒風・突風に震えながらの作業だ。
 集落の「あうん」の呼吸に圧倒されながらてきぱき作業終了。
 都会ではこうした呼吸はむずかしいだろうな。

 そんな勢いを得て、わが家の樹木・果樹に肥料をあげる。
 道路の落ち葉を清掃してそれも樹の根元に撒いた。
 一昨年植栽した梅・花桃・桜もなんとか雑草にめげず生きている。
 今年はぜひ花を見たいものだ。
 春が待ちどおしい。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キウイ・ジャングルを散髪

2012-01-27 19:40:01 | 農作業・野菜
 伐採してあったキウイの根元から枝がどんどん伸び始めジャングル状態。
 残念ながら昨年は実ができなかった。
 生命力の激しさがジャングルとなっている。

 このキウイを生かすにはそれなりの仕込が必要だ。
 とりあえず、ジャングル状態を脱し、剪定を始める。

                

 寒風が体を突き抜ける。
 なんとか午前中に「散髪」を終える。
 どうしたらこのいのちを生かせるか、様子を見ることにする。

 剪定も中途半端なままだが、ジャングルからは脱したようだ。
 春に向かっていっしょに歩くことにする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月26日(木)のつぶやき

2012-01-27 03:45:20 | 読書
22:52 from gooBlog production
栗ちゃん ありがとうでした blog.goo.ne.jp/takebei6491/e/…

by harunotakebei on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗ちゃん ありがとうでした

2012-01-26 20:33:05 | 農作業・野菜
 きょうも強風に寒風に意欲をそがれる。
 が、道草山の栗ちゃんにお礼肥えしていないので突然やり始めた。
 いつものことだ。

 急斜面から転げ落ちないよう重い肥料を運ぶ。
 膝がいまいちなのでこの急斜面の往復がいつもより時間がかかる。
 これがかなり爺には難儀だった。

 ときどき、気合いを入れて寒さとも闘う。
 けっきょく、午前・午後と一日仕事になってしまった。
 平地なら半日仕事なのに。
 
 しかし、適度な運動で汗をかくほどに体は温まった。
 老木の栗ちゃん、今年も頼みまーす。
 中堅のマロンさん、お世話になりました!?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒地にトンネル栽培花盛り

2012-01-25 19:55:22 | 風景
 きょうは晴れにもかかわらず終始、強風と寒風の一日。
 洗濯物を干すのも大変。
 洗濯物を押さえながら洗濯ばさみをやらないと飛んでしまう。
 もちろん、タオルは2個の洗濯ばさみでは飛ばされてしまうので、3個必要。

          

 畑のトンネル栽培の畝は、べた掛けを含め22ほど。
 それでもブロッコリー・キャベツ・ニンニクは対応が遅かったので葉が黄色くなっている。

                  

 順調に苗を伸ばしているのはホウレンソウ。
 昨日は二条植えのホウレンソウの間引きをやり、毎食ホウレンソウ三昧。

 このビニールフィルムの活躍は大きい。
 これなしでは冬を乗り切ることができない。
 殺風景な荒地に咲いた透明な花は強風・寒風に耐え、ひたすら春を待っている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花壇の手入れ

2012-01-24 20:04:36 | 農作業・野菜
 ずっと気になっていた放任の花壇の手入れをやっと着手。
 花壇とは名ばかり。
 日陰気味の場所で、冬は終日陽が当りません。

 伸びきったミズキも思い切って強剪定。
 ここも石がたくさん出てくるところなので、少しずつ石を処理中。
 一昨年には、「ヤブラン」を石垣沿いに移植したが、まだ雑草のほうが強い。

                

 生命力のある「ナンテン」の小さな苗を5~6本移植。
 移植には向かない季節なので、枯葉をいっぱいかける。

 東京は雪で混乱。
 空は晴れているが、風が冷たい。
 ダルマストーブをつけるがなかなか部屋は暖まらない。
 「これからもっと寒くなる」って、となりの師匠に脅された。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬を越しそう ホウレンソウ

2012-01-23 19:57:03 | 農作業・野菜
 気温がなんとなく春に向かっている日当りのなか、ホウレンソウのシートを開けてみました。
 元気よく育っていましたよ。
 一昨年までは、霜にやられたり虫に食われたり、さんざんな結果でしたが、なんとか春までもちそうです。
 シートも何回も飛ばされましたが、最近はしっかり固定しています。

                   

 さっそく、初めての間引きをしました。
 マルチにいつのまにか侵出していた雑草を取り除きながら、10cm間隔で間引き菜を引き抜きました。

 これでもけっこう、時間がかかります。
 三つの畝のうち、やっと一つの畝の間引き終了。
 追肥もしっかりやりました。
 マル。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする