山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ハチクがまたニョキニョキ

2016-05-31 18:35:02 | 野外活動
 道草山にハチクのタケノコが伸びてきたのがわかっていたが、なかなか収穫には至らなかった。
 やっと、天候よしイベントなしとなったので、焚き火の準備をしてから収穫する。
 伸びすぎてしまったものはあきらめて、中くらいのものを収穫して茹でていく。

                        
 午前中にはお蕎麦を茹でて昼食にして、庭に勝手に生えているミツバを入れる。
 その間に、ハチクを茹でておく。
 夕方に隣の師匠が来たので茹でたハチクをおすそ分け。

                       
 もちろん、ダッチオーブンで焼き芋も仕上げる。
 きょうはベニハルカを焼いていく。
 さすがに味は申し分がない。

                    
 そして、焚き火でできた炭火を七輪に入れてクサヤを焼く。
 今回は七輪につきっきりにしたので焦がさずできあがった。
 神津島から取り寄せたムロアジのクサヤ、いいね。
 
 先日、道草山から運んできた伐採した枝が薪として役に立つ。
 ついでに畑に散らばる端材の残骸も薪にする。
 いい汗といい運動に腹いっぱい、サイコー。
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キウイ・ハーブの花の競演

2016-05-30 20:26:01 | 植物
 あっという間にわが畑にキウイフルーツの花が咲いていた。
 白い雌しべが目立つ雌花にだけ実が成る。

                           
 その隣に雄花も咲いているが、雄花のほうが早めに開花する気がする。
 もともとキウイフルーツの原産は中国だが、それを持ち帰ったニュージランドで品種改良され製品化に成功。
 いまだニュージランド産のキウイがよく売られている。

            
 同じ仲間の「サルナシ」も花が咲いた。
 花の形も似ているが、花の大きさは小さくかわいい。
 実は生食、丈夫な枝はつり橋の材料となる。

                         
 今年も石垣沿いに隠れるように咲いた「イブキジャコウソウ」も健在だった。
 ハーブの「タイム」の仲間で、芳香がよい。

    
 その近くに、「ナスタチウム」の花が目立つ黄色をアッピールしている。
 花・葉・種の全部が食用となる。
 うっかりこれをサラダにするのを忘れていた。

                        
 石垣にびっしりへばりついている「ユキノシタ」の花は見事だ。
 いっぱい花が咲いているので花びらをじっくり見ることを止めてしまう。
 葉は茹でて胡麻和えや芥子和えがおいしいというが、まだ試していない。

 大地はこんなにもいのちの豊饒を産出してくれているのに、都会ではそれをコンクリートと建物で埋め尽くしてしまう。
 保育所不足を解消しようにもその土地がない。
 保育所を建設しようとすると住民どおしのいがみあいが熾烈となる。
 地方で暮らせるシステムを構築しないと都市への集中は防げない。
 地方で暮らすとは、煩悩の何かを捨てることによって豊かな幸せを獲得することだと思えてならない。
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ナス・トマトの行燈を取ってみる

2016-05-29 21:39:59 | 農作業・野菜
 行燈囲いのナスの肥料袋をやっと取り去る。
 このところ強風が少ないせいか、順調に生育しているようだ。
 思ったほどカメムシも少ない。

                        
 トマトハウスの行燈も外す。
 こちらは外すのが遅かったようで、脇芽がずいぶん伸びてしまっていた。
 太い所の枝は二本仕立てにして、それ以外の脇芽は取り去る。
 その一部の脇芽は庭のプランターで育てることにする。

      
 一昨日ブロッコリーのアオムシを捕獲したはずなのに、きょうもアオムシ退治。
 モンシロチョウがすぐそばまでやってくる。
 ふつうならこんな近くまで近寄らないのに、子孫を残す執念の迫力に感心する。
 母親は強し、をたびたび見せつけられる。

 サミットとオバマ大統領広島訪問が終了したが、安倍君のパフォーマンスに食傷気味になる。
 次の選挙対策として世論を有利に誘導しようとするしたたかさ。つい国民はごまかされるのは必至だ。
 その意味で、昨日のTBSTVの「報道特集」は独自取材を駆使して、歓迎ムード一辺倒に一石を投じた。
 核廃絶を被爆国日本が強力に推進できないのは、アメリカの核の傘に組み込まれているからだ。
 戦後平和教育が頓挫した成果が「現在の混沌」を産んでいる。
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山里に恩返しを

2016-05-28 20:03:43 | 出会い・近隣
 路肩の草刈りをしてアジサイ・レンギョウの周りをきれいにしょう、と地元プロジェクトが動き出す。
 出勤前の7時から草刈りをしてくれた二人の事前の協力。
 この数年間、一度も参加しなかった人の参加。
 今回もドラマが込められた日となる。

                 
 
 雑草の壁が草刈機と鎌で融解していく。
 数年前に植えたハナトラノオが「線から面」になっているのを確認。
 これがもっと拡大していけば夏の草刈りが軽減される。

                      
                         
 昨年植えた「トキワマンサク」もなんとか雑草に埋もれながら生きていた。
 やっと、陽の目を見たトキワマンサクだったが、数本枯れてしまったので、挿し木をして育てたアジサイ4本を新たに補充する。

       

 
 13軒中、10軒が参加してくれた。
 当初は二人だけだったときのころを考えるとこの作業が定着したことを実感する。
 今までは1時間で作業が終わるようにしていたが、範囲が拡張するにつれて1時間半は必要になってきた。
 考えてみれば当然のことだけど。
 肥料を2袋提供してくれた常連も出てきた。 
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70ネンタッテモ カクハイゼツデキナイ チキュウジンヨ

2016-05-27 19:35:13 | 生き物
 夕方のニュースはオバマ大統領が広島を訪問したことは歴史的だという。
 それはそのとおりだが、戦後70年たってもいまだこの程度のことしかできない人類のていたらく。
 そのうえ、目先の利益のために原発を導入する始末。
 日本も被爆者のことは大きく報道するが、同時に日本は中国への残虐な加害者であったことを忘却している。
 歴史に学ばないチキュウジンは地球を破滅する道をじわじわと向かっている。
 「チキュウジンヨ、アンタハナニニムカッテ、イキテイルノダ」

                     
 
 近所の花にやってきた「カラスアゲハ」。
 赤と青の紋がきれいだとともに、体がメタリックに光るのが素晴らしい。
 なかなか出会うのはむずかしい。

                        
 雑草に埋もれるようにして「キアゲハ」の幼虫を発見。
 近くにパセリがあるので、見つかりませんように。
 それにしても、斬新なファッションにいつも感心させられる。

          
 和宮様が「珍しい大きな蛾がいるよ」と叫ぶ。
 勝手口の地面にいたが暗くてよく見えなかったので、外で見たら巴の紋がある「オオトモエ」のようだった。
 色は地味だがよく見るとデザインが見事だ。
 食草はサルトリイバラやシオデというから、わが山にはこの蛾がもっといるはずだ。

                         
 夜になるとやってきた「アオゴミムシ」。
 体は2cmほどの小さな甲虫だが、上半身が青緑のメタリックに、翅に紋があるのがしゃれている。
 杉檜の多い中山間地でありながら、まだまだ昆虫類も宇宙人?もうごめいている。
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国道の路肩の草刈りをしておく

2016-05-26 20:02:41 | 屋外作業
 明後日は地元のプロジェクトで国道の路肩を整備する日だ。
 3年前に植えたアジサイが花を咲かせようとしている。
 植え付けたアジサイのいくつかは雑草の陰になってしまっているのも少なくない。

                       
 6月のアジサイは期待できそうだが、昨年植えたトキワマンサクは完全に雑草の下に閉じ込められている。
 そのいくつかは補給しなければならないようだが、基本的に瓦礫混じりの路肩でも生き抜いてくれていた。
 もう少しまめに管理しておけば良かったが、道路側からは見えないのが残念。
    

 3年前にポツリと植えた「ハナトラノオ」がなんと「面」になっていた。
 土留めをしておいた所まで増殖していたのだ。
 これは予想以上の成果だ。
 高齢者が多くなり夏の草刈りがみんな負担になっていて、残念ながら「農薬を撒こう」の声が沸き上がっている。

              
 急峻な路肩で作業をするのが厳しいので、きょうは「主力の」高齢者が作業をしやすいように足場になる所だけを草刈りする。
 オイラも高齢者だが、すぐ動けそうなのがオイラくらいしかいないので「一人農業」としゃれこむ。
 今年は昨年以上に雑草の背が高く、明後日はある程度の人数が確保できないと厳しくなりそうだ。
 自分が生まれ育った故郷への「恩返し」を訴えていきたい。
 
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キュウリ・インゲンを植え付ける

2016-05-25 20:07:15 | 農作業・野菜
 毎年のように手こずっていたインゲンが種から芽が伸びてくれた。
 浅く撒いたせいか、土の温度だろうか、意外に早くキュウリより早く芽が出てきた。

                  
 やや植え付けは早いようだが、明日以降雨天が期待されるのでそこにかけた。
 「つるなしインゲン」だったが、初心者にいいというのでそれも期待する。

                    
 その隣に、キュウリ12本を植える。
 毎年、ハラハラするが収穫率はけっこう高い。
 種から苗にするのがやはり課題なので、つい多く種を撒いてしまう。

      
 きょうも、ススキの駆除にとりくむ。
 きょうの目標通り2本のカエデを移植することができた。
 これで合計4本のカエデが境界を飾る。
 カエデは隣の師匠の庭に芽生えた幼い苗をいただいてきたものだ。

                     
 ススキだらけの「境界」がずいぶんと広くなってきた。
 しかし、まだ目の前はススキの壁がやる気を削ごうとし、現実はボクの前に道はない。
 オイラが敬愛する魯迅は「歩く人が多くなれば道ができる」と。
 
 「もともと地上には道はない。それは希望のようなものである。」と。
 それは自らの一歩から始まるものだ、ということを心に繰り返しつぶやく。
 
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ススキの根っ子と格闘する

2016-05-24 20:28:07 | 屋外作業
 わが畑の隣はまだ原野が残っている。
 果樹を植えたりしているが、あっというまに道が雑草でなくなってしまう。
 とくにススキとなると2mを越えてしまう。
 この原野を果樹・広葉樹とハーブを中心としたガーデニングをしようともくろんでいる。

                      
 ほっておくとどんどんススキが侵出してきてしまう。
 手始めに、隣の土地との境界近くにカエデを植えることにした。
 それにはススキの根っ子を駆除しなければならない。
 
                    
 
 ツルハシを振り回して根っ子を少しずつ掘り崩していく。
 石もあるので加減しながらの作業だ。
 この暑さの中、熱中症にも気をつけなければならない。

                   
 雑草の壁がそろりとなくなっていくのが快感だ。
 やっと空間ができる。
 そこに小さなカエデを植えていく。

                           
 
 希望を実現するには、小さな希望のカケラを一つひとつ集めていくことが大切だ。
 この作業を完了するには少なくとも数年はかかる。
 今までこの作業はなかなか着手できなかったが、その一歩を開いた地平にいることがうれしい。
 昼寝もたっぷりしているから、この暑さは乗り切れそうだ。
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イチゴを収穫できた

2016-05-23 20:27:54 | 農作業・野菜
 今までイチゴの一つ二つをつまみ食いしてきたが、圧倒的に虫食いが多かった。
 それがきょうやっと一皿分のイチゴを収穫できた。
 それはわが家としては画期的なのだ。

                       

 イチゴの苗そのものの生命力は意外に強い。
 隣のハーブや雑草の群落にも進出している。
 しかも赤い実もつけていた。

                      
 ここ数日は様子を見ながらつまみ食いができるかどうかが、楽しみの一つだった。
 なにせ、ほったらかしの畝の2年目なのだ。
 昨年、匍匐した苗は切り取って他の畝に移植する。
 ぐーたらイチゴ園は癒しの空間なのだった。

            
 
 昨年、援農してもらって竹マルチをした効果が出たようで、玉ねぎを一部収穫する。
 今まで一度も成功したことがなかった玉ねぎ栽培だ。
 いつも冬越しできるかどうかでつまづいていたのだ。
 今回はまずまずの収穫を期待できそうだ。
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腹ぺこアオムシ君大集合!?

2016-05-22 20:45:12 | 生き物
 なんとか成長してきたブロッコリーだった。
 暑い陽射しがようやく収まったころ、水をたっぷりあげる。
 しかし葉は穴が多くなっている。

                        
 やっぱりアオムシ君が食事中だった。
 けっこう大きくなっている。
 数日前に退治したばかりだったのに。

                
 5mmほどの赤ちゃんも少なくない。
 ピンセットでつまんで洗剤液の中に投入する。
 16株あるのだが、1株には10匹以上はいる。

    
 きょうだけで200匹近くは捕獲したことになる。
 長くこの捕獲作業をしていると腰が痛くなる。
 農薬を使いたい気持ちも理解できる。
 とはいえ、しばらくアオムシ君とつきあうことにする。
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