山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

奥山にたたずむアケボノソウあり

2010-09-30 20:29:33 | 植物
 先日、浜松市水窪町の山奥を訪ねたとき、林道に沿ってアケボノソウの群落が迎えてくれました。
 花びらの黄緑色の二つの斑点は蜜を出す蜜腺だということで、アリさん3匹が訪問していました。
 ふつう、蜜は花の中央にあることが多い中、花びらに蜜腺があるというのは珍しいともいえます。
 そしてその先端の紫色の斑点模様は、暁の星をデザインしたものと名付け親は考えたのでしょう。なんとも、ロマンティックな花です。
 一見すると、見過ごしてしまうほどですが、この花の斑点サインを見てしまうと、われわれも昆虫になった気分で花に近づいてしまうのです。
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油断大敵 さすがのシシくん

2010-09-29 18:40:42 | できごと・事件
 昨日の夕方は暗くなってきたので、クリ拾いは「一日ぐらいはしなくてもいいでしょう」と、たまにはとサボッたわけです。
 ところが、その日に限って、イノシシくんが夜間にやってきたようでかなり食い荒らしたようです。
 クリの残骸があちこち落ちていました。
 クリをおそらくブドウを食べるような食べ方のようなんです。
 人間でもスプーンを使ったとしてもこれほどきれいには食べられません。

            

 感心してばかりはいけませんね。
 気を取り直して、在庫のクリを干しました。
 このところ、天気が悪かったので、カビだらけになってしまいます。
 けっこう、手のかかるクリちゃんですが、感謝しながら主食にさせてもらっています。
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飼料だったキクイモ

2010-09-28 20:24:34 | 農作業・野菜
 キクイモの花が咲き出しました。
 3m近くも伸びたでしょうか、木のような太い茎に支えられててっぺんに黄色い花が咲いています。
 シンプルだが力強い花を玄関に飾りました。
 なかなか映えるではありませんか。

 キクイモは、ブタイモとか言われる飼料でもありましたが、最近、糖尿病にも効果がある天然インシュリンを含む健康食品として注目され始めました。
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大きな栗の木の根っこでー♪ クリタケちゃん

2010-09-27 18:28:13 | 食彩・山菜・きのこ
 道草山はいま栗の実がたわわの日々です。
 きょうは和宮様の参入であふれた栗のイガを除去し、それを燃やしたりすることで、散乱していたイガだらけの庭がすっきりすることができました。

 その栗の木の根元に、なんと、小さなクリタケが顔を出しているではありませんか。
 昨年、クリタケの残骸を根元に置いていたものが芽吹いたのだろうと思われます。
 食べるほどの量ではありませんが、これからが楽しみです。
 
 大きな栗の木の根っこにキノコができるなんて、これこそ本物の「クリタケ」ザンスね。
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坂道が苦しかった秋の散策会

2010-09-26 21:50:50 | 植物
 うららかな秋の澄んだ空の下、天竜花桃の里の散策会に参加しました。
 今回は、道の駅から対岸に見えた山の「湖畔の森」へのハイキングとなりました。
 低い山のコースでしたが、頂上前の急坂がきつかったようです。

 先頭の歩くペースが早くてゆっくり観察ができませんでしたが、それでもいちばん目だった花と思われたのは「カラスノゴマ」でしょう。
 花が小さいのであまり注目されていませんでしたが、林道・林縁沿いに群落を形成しておりました。
 その控え目な存在がまた、人里の彼岸花の自己主張と違って、癒しの花と言えるのかもしれませんね。

 名前の由来は、その種子がカラスが食べるゴマのようだからなのだそうです。

 気がついた花を列挙すれば、次のとおり。
 イヌホウズキ・オトコエシ・ヒヨドリバナ・キンミズヒキ・ミズヒキ・ヤマジノホトトギス・クズ・ミツバフウロ・シュウブンソウなど。

 気がついた実は、次のとおり。
 ハナミョウガ・イヌビワ・イズセンリョウ・イイギリ・ヤマハゼ

 
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浜名湖アート・クラフトフェア

2010-09-25 21:05:04 | 行事
 浜名湖に面したガーデンパークで「浜名湖アート・クラフトフェア」に初めて行ってきました。
 広大な敷地に陶芸・木工・ガラス・染織・金属・皮革・楽器などの作家が、325のコーナーを構成しています。
 全部回るのにざっと2時間はかかりました。
 意外に少なかったのは絵画ですが、浜松らしくクラフト・ものづくりにコンセプトがあるようです。

 いちばん気に入ったのは、流木アートでした。
 流木人形の表情にみんな可愛いと人が集まりました。
 思わず衝動買いしてしまいました。

           

 生活も厳しいであろう作家たちの励ましの場になっていることと、それを静岡文化芸術大学やスズキなどの企業が応援していることが大きいですね。
 イベントとしても大成功で、家族連れも多く駐車場もかなり満員でした。
 モノの売買に終わらず、体験コーナーや作家の主張・メッセージなどがもっとあるとより深みのあるイベントになると思いながらの一日でした。
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キアゲハとナミアゲハの違い 知っていた?

2010-09-24 20:51:46 | 生き物
 畑に咲いた花の前にじっとしていると、様々なチョウやハチが実直にも出勤してきます。
 そういう昆虫たちはじっとしているときが少ないので、シャッターチャンスがなかなか訪れません。
 農作業を後回しにしながらチャンスを待つときって、ハラハラするものです。

 キアゲハと言われると、黄色いアゲハだなとわかりそうなものですが、実際は、その黄色の濃度が違っていて、いわゆるアゲハのナミアゲハとの違いが意外にわからないものです。
 恥ずかしながら最近、その見分け方は、羽の肩の模様を見れば瞬時にわかるというのがわかりました。

                        

 ニラの花に止まっているナミアゲハと、マリーゴールドのキアゲハとの違いがわかりますね。
 比較するとわかりますが、飛翔していると結構わからないものです。
 まだまだ、わからないことがいっぱいあるセカンドライフです。
 いくたびも捨てばちな人生を経験しましたが、とりあえず長生きはするものですね。
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緑の蛾 発見!

2010-09-23 18:06:27 | 生き物
 午前中は激しい雷雨、午後はしとしと雨の一日でした。
 農作業ができないので、軒下で栗をイガから取り出す作業に半日がかり。
 長靴でイガをはさんで取り出すのが効率的のようでした。
 それにしても、ずっと同じ姿勢で作業をしているとさすがに腰やら腕やら痛くなってきます。
 昨夜は道草山にイノシシが来ていたようで、栗の残骸があちこちありました。
 畑を荒らさないのはなかなか品行公正なイノシシです。

 夜に緑の蛾が夕飯に飛んできました。
 「ギンスジアオシャク」というシャクトリムシの蛾らしいんですが、見事な緑色です。枯葉のような目立たない蛾が多い中で、この蛾は、畳のへりより小さいながらおしゃれですね。

 蛾もカミキリムシやカメムシのように実に多彩・多様です。
 一般にポピュラーな昆虫図鑑といえば、チョウやカブトムシしかないのが現実です。
 蛾がいなければ、生態系が狂ってしまうほどの重要な存在なのに、なかなか市民権が与えられていませんね。
 蛾に人権を! ではなくて、蛾の魅力を見直す国民運動を! 
 と言いたくなるほどの素敵なアオシャク君でした。
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バンビが食卓に闖入!?

2010-09-22 20:14:09 | 食彩・山菜・きのこ
久しぶりにチャーハンを夕飯に作りました。
 出始めた茗荷と終盤になったゴーヤを中心にベーコン・ゴマ・バターを入れたシンプル炒飯です。
 固くなってしまったごはんとなんとかコラボできました。

 隣の師匠からいただいたショウガを食べようとしたら、そのショウガがミニバンビに変身していたではありませんか。

 すぐさま、撮影班が出動となりました。
 まもなく、かわいいバンビちゃんは口内をピリリと刺激してくれたのは言うまでもありません。
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いよいよ栗拾いへ

2010-09-21 20:40:01 | 農作業・野菜
 きょうは風が強いせいで栗のイガがいっぱい落ちてきました。
 背中のカゴがズッシリくるほどの重たさです。
 栗を取り出すのも大変な作業ですが、それでもおぼん1枚くらいの量の栗にしかなりません。
 
 数日間乾かしてから、茹でたりして食べますが、蒸かしたほうがおいしいようです。
 
 イノシシくんも栗が大好きで、あんまり出没するのもいけませんので、夕方には、道草山の栗拾いをするのがこれから日課となりそうです。
 秋野菜の畝づくりや草刈に追われる日々のうえに、「強制労働」が入り込みました。

 またまた相変わらず、汗っかきの毎日が続きます。
 休日は関係なく、きょうも畑です。
 世の中の動きが見えなくなってきました。
 いよいよ、仙人の生活に突入か。
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