山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

寒い朝にお世話になりました「ココア」

2017-03-31 20:48:05 | 特産品・モノ
 寒い冬の朝にお世話になった「ココア」。
 小さじに3~4杯をカップに入れて温かさを胃に流し込む。
 バンホーテンココアの濃厚な甘さがほっとしたひとときをいざなう。
 砂糖・ミルクを含まない同社のピュアココアも飲みたかったが入手できなかった。

                                      
 ココアらしい旨みは森永の「ハイビターココア・カカオ70」だった。
 ココアパウダーが多いのでポリフェノール・植物繊維が3倍の健康ドリンクだ。
 甘さ控えめで今まででいちばんのお薦め味だ。

     
 群馬の丸久物産生産の「生姜ココア」も健闘している。
 沖縄の黒糖味と生姜とのコラボがいい。
 ついでにわが家生産の生姜パウダーも入れてみた。

                                      
 ネッスルの「MILO」は、大麦麦芽エキスたっぷりのココアだ。
 味は豆乳味に近くいかにも「栄養機能食品」らしいビタミン・ミネラル豊富なドリンク。
 ココア味をもっと出すにはパウダーを多めに入れてみるのがいい。

                       
 ベルギーにある国際的品評機関モンデセレクションがその技術水準の高さを認証した「金賞・ゴールドアワード」を授与した森永のミルクココア。
 世界が認めた定番のココアだが、オイラには甘すぎる。
 やはり「カカオ70」をオイラは認証する。

 

                                 

                                  
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「石」は語る

2017-03-30 18:15:12 | 農作業・野菜
 この土地にしがみついて9年目となる。
 やってきた当初は河原の丸石のような石がザクザクだった。
 このところ畑から出てくる石はずいぶん小さくなってきた。

                             
 げん骨くらいの石もすっかり影を落とした。
 10年近い歩みは石拾いの連続にあったと言っても過言ではない。
 そんな処から、野菜たちの命が生まれ、オイラとその家族の生命を支えてきた。
 母なる大地はいのちの創造の神なのだ。

                             
 その土が少しづつ流れて、今までの石垣の高さを越えるまでになった。
 掘り出した石をさらにその上に積んでみる。
 石も無駄なものはない。
 石垣づくりも石の可能性を見つける作業でもある。
 石を生かせる作業も楽しい。

 人間もそうありたいものだ。
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春を謳歌する路傍の花たち

2017-03-29 21:26:28 | 植物
 道路際に咲いている花を見つけてみた。
 人や車に踏みつけられたであろう「スミレ」の花が道路真ん中で咲いていた。
 葉っぱにダメージが見られる。

                             
 これがスイセンの仲間だとは意外だった。
 花がスカート状なので「ペチコートスイセン」という。
 誰かの家の庭から逃走したみたいに雑草の仲間と一緒だよ。

                                 
 一つの茎から複数の花が咲いている房咲きスイセン。
 白い紙のような花の「ペーパースイセン」だ。
 意外にもこれは園芸種ではなく原種だそうだ。
 全てが白いのがふつうらしいが、これは副花冠の小盃がクリーム色をしていた。

      
 見事に咲き誇る「フキノトウ」を発見。
 これだけ揃い踏みしているのは見事。
 オイラだったらきっと胃袋にしまってしまう。

                               
 道路際に「オウバイ」が咲いていた。
 オウバイには一重咲きと八重咲きがあるが、これはもちろん八重咲き。
 中国では旧正月の2月に咲くので「迎春花」と呼ばれている指標植物だ。

 これらの花がわが集落に咲くには2週間から10日後となる。
 午前中に苗を買いに行き、午後に黒マルチのセッチングを畑で行う。
   
 
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蜜蜂の巣箱を作り始める

2017-03-28 21:36:19 | 屋外作業
 昨年使っていたミツバチの巣箱にはアリやスムシがまだいるようだった。
 昨日、七輪を使って生木を燃やしながらそれを燻すことにする。
 これとは別に、同時に新しく巣箱を作ろうと巣箱に合う木材の端材をまたいくつかの倉庫から探し出す。
 
                                 
 巣箱の長さが短いので次々端材が見つかっていくのが小気味いい。
 とりあえず同じ長さでカットする。
 厚さもぴったりだ。

 きょうは近所の葬儀に朝早くから夕方まで集落総出で参加するが、待ち時間も多い。
 サラリーマンが少ないからそれもできる。
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姿はないが犯人の証拠があった!

2017-03-27 20:42:36 | 生き物
 ほうれん草を食べようと思って畝に近づいたがどうも葉っぱが少ない。
 よーく見てみると茎からちぎられていた。
 楽しみにしていたのに。

                               
 食べるのを楽しみにしている人が幾人もいるのに、軒並み食べられていた。
 あわてて寒冷紗をかけてみたけど、また葉っぱを伸ばしてねーと祈る。
 鹿ちゃんなのか、野良猫なのか、野うさぎなのか、当局はまだ捜索中だそうだ。

   
 畝に残っていた大根が掘り出されてかじられていた。
 数日後、大根は2本しか残っていなかった。
 犯人が特定できず当局はついに迷宮入りを宣言したという。

                                  
 畑の隣に自由に伸びている「タラノキ」の皮が剥がされていた。
 棘が鋭くて処分にいつも困っていた樹木だ。
 その棘のあるタラノキを食べてしまうとはよほど腹が空いているのかもしれない。

      
 おなじみの「もぐら塚」が異様に増えている。
 つい数日前には4つほどだったのに、まるでウィルスのように増殖中。
 ネギの根っ子が浮いてしまって枯れてしまう恐れがある。

 夕方、近所の高齢者が亡くなり通夜があった。
 明日の告別式では集落総出で手分けして支援していく。
 またまた過疎地の頭数が減っていく。
 残念至極。
 都会中心主義が大手を振って山里を襲う。       
                            
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百古里めぐりの奥では

2017-03-26 16:13:52 | 市民活動・まち育て
百古里(スガリ)集落の奥側には1000年を越えたと言われる「将軍杉」がたたずんでいる。
 幹周りは10.6mもある静岡県下有数の巨樹である。
 征夷大将軍坂上田村麻呂が隣の「武速神社」に祈願に寄ったとされるが、真偽はわからない。
 その境内でシンガーソングライターの畑中摩美さんのステージが作られていたが本人を見られなかった。

                             
 その向かい側で、静岡文化芸術大の羽田隆志教授制作のバイクが展示されていた。
 車好きの人にとってはたまらない工房がある。
 また、その近くでミカンの木だけで作った炭も売っていた。

   
 元お茶工場には鈴木青宵さんの「直透焼」の陶芸工房があり、版画家佐野せいじさんの木版画も展示されていた。
 鈴木さんの深く洗練された陶芸といい、佐野さんの日常を切り取ったアングルといい、ひなびた山里に燦然とした美意識をさらりとむき出しにしている。

                                   
 いっぽう、この山里の住民がお茶畑の整備や元肥の施肥作業も行っていた。
 すべてをまわることはできなかったが、集落の村人が何らかの形でイベントに参画しているかが見どころだ。
 その意味で、以前に参加していたおばあさんの野菜・加工販売コーナーがないのが残念だった。

 イベントの中心メンバーのそば処「すがり庵」さんの心意気の高さがうらやましい。
 しかもそれに応えるアーティストや地元農家がいることが心強い。
 孤立無援からスタートする「覚悟」とときどき対話しているオイラでもある。
 
 

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北遠の隠れ里「百古里」を歩く

2017-03-25 17:44:51 | 市民活動・まち育て
 3回目を迎える天竜の「百古里(スガリ)めぐり」にぶらりと参加する。
 杉木立の暗いンネルを越えるとそこに山に囲まれた明るい「百古里」集落がつつましく肩寄せ合っている。
 立派な幟も作って主催者の並々ならぬ心意気が感じられる。

                                
 
 無農薬・不耕起栽培を貫いている池谷さんの田んぼを見に行く。
 自宅の隣には陶磁器を焼く立派な窯が二つもあった。
 また、ピザ窯で焼き芋を焼いていたのでさっそくねっとりした焼き芋を食べる。

                                 
 田んぼには水が張られていた。
 不耕起栽培では水を張ることで害虫を駆除する効果があるという。
 それによって農薬を使う必要もない。
 環境に優しい農業と陶器づくりもする池谷さんの生きかたからさわやかさな風が伝わってくる。

    
 濡れ縁でこけ玉や小盆栽が並ぶ。
 見事な造形にいつも人が立ち止まる。
 昼近くに薬膳カレーを食べる。
 スパイスは漢方薬の素材が使われているがおいしい。

 慎ましい山里の暮しに活気と希望がみなぎる。


 
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新開地のフキノトウは

2017-03-24 21:17:35 | 農作業・野菜
 数年前からフキノトウが自分で移動するのがわかってきた。
 一時は100個以上は収穫できたフキノトウだったが、同じ場所では急に取れなくなった。
 彼らは隣の場所に新天地を求めたが悪戦苦闘している。
 やっと数日前に花を開いたが数えるのがやっとだ。

                         
 二週間前はまだ蕾の段階だった。
 スーパーではとっくに売りに出ていたのに。
何回か移植もしたが意外に育たないことが多かった。
 今回はあまり収穫しないで見守るだけにする。

    
 うまそうな原木シイタケがポツポツ出てきた。
 冬を越した生シイタケはじつにうまい。
 数年前の道草山のコナラのほだ木がいま活躍している。
 苦労して重いほだ木を山から運んだ成果が報われている。

                          
 ブルーベリーの蕾がやっと膨らみ始めた。
 そのゆっくりペースはオイラのペースにあっているが、まだこちらの経験値が足りない。
 成長しないブルーベリーがまだ半数近くある。

 トレーに撒いたサヤエンドウの種から芽が出始めた。
 去年の種だったのでほっとするが、他のトレーからはまだ反応がない。
 かようにして、思い通りにはいかないいつもの春が来た。
 
 

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アカゲラよやっと種まき始めたぞ

2017-03-23 18:45:49 | 農作業・野菜
 朝からアカゲラのドラミングが始まっている。
 カラスの声を気にしながらだが、アカゲラも仕事に専念している。
 そんなスタートを受けて、畑の黒マルチのセッチングを終えてから今年初めての野菜種をやっと蒔き始める。

                               
 ホウレンソウ・ニンジン(アロマレッド)・パセリの三種類だ。
 去年の種なので発芽率が心配だが、種を撒いたことに自己満足する。
 やっと畑仕事のスタートをきったというわけだ。

      
 農作業は種や苗を植えるまでの作業が時間がかかる。
 けっこう体も使うが運動不足がちな冬の季節にはチャンスと思ってのリハビリなのだ。
 久しぶりに汗をかく。

 診療所に先週の健康診断の結果を聞きに行く。
 大腸・肺・前立腺のガン診断については異常なしという結果だった。
 ただし、硬直気味の手指や足指が気になる。
 
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集落の草刈り応援団

2017-03-22 21:15:46 | 出会い・近隣
 国道法面にドウダンツツジとエドヒガンを集落で植えることになったが、草茫々で足場が悪い。
 きょうで二日目だが、一人で草刈りを始める。
 肥料袋や空き缶など燃えないゴミもチラホラ落ちているのでゴミ拾いもついでに行う。

                           
 すると、近所の人が草刈機を持って応援に来た。
 いつも声をかけてくれる。
 一人だと12時を過ぎそうだったが、応援に来てくれたおかげで11時には完了することができた。
 これで4月早々に植える作業もやりやすくなる。

                            
 高齢者が多くなってきているので斜面の作業は意外に危険なのだ。
 昨年は草刈りの途中で仰向けに転んでしまったおばあさんがいた。
 さいわい雑草が多かったのでクッションになったが、切り株にあたったり下へ転がったりしたら、大怪我もまぬがれない。

 「一人から」始めるボランティア作業の効果は大きい気がする。
 場所が集落の中央であり、国道なので目につくようだ。
 問題は自分が楽しく続けられるか、にある。
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