キュウリの2回目の整枝や誘引をする。さっそく天敵のウリハ虫もやってきている。無農薬なので毎年、ウドンコ病の猛攻も受けてきた。葉の様子を見ながらツルの誘引を続ける。すると、20本はある苗のうち2本だけだったが初めてのかわいいキュウリがなっていた。
しかし、葉をよく見ると、黄色い斑点が出てきているのがわかった。「べと病」だ。梅雨が長引くと発生する。雨や散水で土中のカビ菌が葉の裏につき気孔から侵入する。ほおっておくと葉が褐色になりどんどん落葉し収穫にも影響していく。そこで、少しでも斑点があれば容赦なく葉を伐っていくしかない。
ウドンコ病のときも容赦なく葉を落していった結果、収穫はそこそこ順調だった。初めて収穫したキュウリは生のままソーメンに入れ込む。もちろん柔らかくて新鮮だった。「今年もこの調子でお願いします」とお祈りして胃に収めたのだった。体調がいまいちの和宮様も「塩麹で漬けこむからどんとこいですわ」と胸を叩く。来週後半からの収穫が待ち遠しい。