山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ハチを擬態している蛾

2013-08-31 21:43:31 | 生き物
 きょうは朝から午後も一日中草刈りにくれる。
 雑草は敵どころか、刈り取った雑草は堆肥にしている。

 刈り取った草を回収するのもけっこう時間がかかる。
 循環型農業をめざすオイラとしては自然界にムダなものはない、と感心する。

   
 ニラの花が満開となっている。
 ニラにはセセリチョウがいちばん来ているが、アゲハやツマグロヒョウモンもやってくる。
 そんななか、ハチのような「キハダカノコ」がせわしく蜜を吸っている。

                 
 はじめはドロバチかなと思っていたが、蛾の仲間なのだ。
 翅もかのこ模様とおしゃれだ。
 胴体も黒と黄色のトラ模様。
 吸引中は近づいても意外に逃げない。

 おしゃれでしかも相手をハチだと見せかける戦略に心が感心するばかり。

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なんとかスイカを収穫する

2013-08-30 17:42:45 | 農作業・野菜
 スイカの中身がわかるだけでもプロだね。
 4度目のチャレンジでやっとまともなスイカを収穫する。
 といっても大きさは小玉スイカよりややおおきいくらい。

                           
 味は甘く、ジューシー。
 猛暑だったので重点的に水をやりすぎたのかもしれない。
 ハングリーに育てなきゃいけないのかもね。

                 
 ローソクのようなズッキーニも収穫。
 収穫したら早めに使わないと傷んでしまう。
 カボチャの仲間とはいえ意外に繊細なのがわかった。

       
 心配していた「ウコン」が2本たくましくおおきくなってきた。
 これこそ、「ウコンのチカラ」なのだろう。

                        
 「トウガラシ」がずいぶん赤くなってきた。
 ニラの花といっしょにトウガラシの赤い実のついた枝を生け花にする。
 飾りにも活躍の赤トウガラシ。

 台風がまもなくやってきそうだ。
 夕方強い雨が降ったが間もなく止んで蒸し暑くなる。
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最後のキュウリを干してみる

2013-08-29 20:44:46 | 農作業・野菜
 毎日20本近くなっていたキュウリがパタリと雲隠れした。
 キュウリに追われた夏野菜だったが、うれしい悲鳴に感謝しなければならない。
 手持ちのキュウリを干すことにする。

                             
 このところ、暑さもカラリとしていて風も秋のそぶりをしている。
 週末には台風の直撃も覚悟しなければならない。
 その前になんとか干したキュウリを完成したい。

 夕方に干したキュウリを食べたら、甘味がある。
 何もつけないでこのままおやつになりそうだ。

                   
 和宮様の虫取り作戦のおかげでナスを大量に収穫する。
 大きくなる前のナスは皮が柔らかい。
 これも干そうかどうか思案中だ。

  
 トマトハウスのトマトも終盤になってあとわずかしかなくなった。
 今年は三分の一くらい青枯病にやられてしまった。
 そしていま、脇芽で育てた苗と畑で自然に芽が出た苗を移植して玄関前で育てている。
 たまたま、中玉だったり大玉だったりのトマトだった。
 ゆっくり赤くなってきているので、ゆっくりいただいている。 
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畑に花のパレード

2013-08-28 21:38:32 | 植物
 わが道草庵の畑に明るい花がにぎやかに歓談している。
 テッポウユリに似ている「タカサゴユリ」は、畑のあちこちで勝手に咲いている。
 国道の沿道にもこのところ侵出しているようだ。

   
 タカサゴユリの花上で「アマガエル」と「コアオハナムグリ」がいた。
 まさかランデブーでもないし、にらみ合いでもなさそうだし、共存かな。

         
 「ツユクサ」も意外に多い。
 昔は臼に花を集めて撞いて、染料にしたという。
 そこから「ツキクサ」と言われ、現在の「ツユクサ」に落ち着いたらしい。

               
 畑の花の女王は「トロロアオイ」だ。
 じっくり花を見つめるとその清楚さに惹かれる。
 花びらは食べられるというが、畏れおおい。

                         
 ここにも、「コアオハナムグリ」がまさに花芯にもぐっている。
 「マリーゴールド」は、土中の有害線虫を防除すると言われているが効果はまだわからない。

 というわけで、荒地に見えるわが畑は今、花が勝手に楽園を形成している。
 そこに、ハチやチョウや甲虫が群がっている構図が素敵だ。      
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農業におけるガムテープの効用!?

2013-08-27 20:22:22 | 農作業・野菜
 ナスは虫により全滅かとあきらめかけていたところ、和宮様は突如ガムテープを持ってきた。
 ナスに群がる小さな害虫を捕るにはこれが一番という。
 猛烈を極めたニジュウヤホシテントウは一匹ずつペットボトルに洗剤を入れた水溶液に落としていく。

                         
 毎日のように虫を捕獲していくとだんだん虫の数も減っていく。
 さすが粘り強い姫である。
 オイラは草刈りに追われ、なかなかそこまで手が回らない。

                 
 仕方がないので、398円の「粘着式虫とりシート」を取り付けてみた。
 これは本命のテントウやカメムシではなくコナジラミやアブラムシなどの小さい害虫を想定しているようだ。

    
 それでも、効果は徐々に出てきて、穴だらけの葉ではなく新しい葉が誕生し、きれいな実も見られるようになった。

 無農薬を貫くのはいかに厳しいかを思い知らされた思いだ。
 今回は和宮様のリベンジがナスの新しい結実を促したのはまちがいない。     
      

               

                

                              
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草刈りと焚き火と

2013-08-26 21:29:39 | 出会い・近隣
 ボクの前に道がある。
 この先は廃屋しかないから、ほとんど人は通らない。
 道の奥は草だらけ。
 集落の長老が山に続く境界を率先して草刈りしてくれた。

                             
 この道を今年はなんど草刈りしたことだろうか。
 走馬灯のように雑念に翻弄されながら草刈機を回す。
 毎日のように稼動する草刈機は頼もしい友達となる。

 石垣の周辺は「ナイロンカッター」でやるときれいに草刈りできる。
 強力な丸のこのような「チップソー」だと、石垣に触れて刃を傷め危険でもある。

             
 昨日はブログ読者から突撃訪問を受ける。
 こちらのようすはブログで殆んどチェック済みしてくれている。
 さっそく、焚き火でソーメンの宴となり、畑の野菜たちがテーブルに鎮座する。

 そのうちに、雨が降ってきたのでトタン張りの「雨天迎賓館」に会場を移す。
 うだうだしていた日曜だったので、この遠方からの出会いが思い出を潤してくれる。

 わが家の夜はすでに虫のオーケストラ会場となる。
 長袖・長ズボンなしにはいられない、秋深し。
 あっ、スイッチョンが頭の上に止まった。
 
 
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キュウリ旋風もそろそろ…

2013-08-25 20:22:29 | 農作業・野菜
 毎日のように食べてきたキュウリの糠漬け。
 毎日20本近く収穫していたキュウリもそろそろ大団円を迎える。
 近隣や知人にもおおいに食べてもらった糠漬け・浅漬け。

   
 このところ、和宮様はキュウリを干し野菜にして、サラダなどに活用している。
 干すと甘味が出るうえに、食感もよい。

 ジャノメチョウも好奇心をもって食べにきている。

                  
 収穫し調理する側もたいへんだが、おかげで多くのかたと喜びを共有できた。
 キュウリの活躍に「○」をあげよう。
 
     
 キュウリの頭と尻尾がつながっているのを発見。
 これほど見事な形態も珍しい。
 かように、このところのキュウリは見るからに規格外そのものも多くなってきた。
 そろそろキュウリ旋風も収まるときがきたのかもしれない。

 ありがとう。
 三国志に出てくる紀元前の「胡」の国から来たという「胡瓜」は、原発を生み出した現代においてもなお食卓を潤してくれる。
 ありがとう、キュウリ,万歳!!

 

  
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飛騨カボチャを収穫

2013-08-24 18:45:14 | 農作業・野菜
 飛騨高山の伝統野菜という「飛騨カボチャ」を収穫する。
 とにかくデカイ。
 丸いのは西洋カボチャだが、飛騨カボチャの勢いのほうが強い。
 
                     
 一週間以上陰干ししてからいただくとして、うわさではクリのように甘いという。
 飛騨カボチャなら輪切りにできるのできりやすそうだ。
 カボチャのまわりの雑草の草刈りしたり、カボチャのツルを処分したりで一日が過ぎる。

 久しぶりにおしめり程度の雨が降ったが、一昨日から一雨来るような思わせぶりな天気だった。
 昨年は一週間近く雨が続いたっけ。
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迷子の迷子のカブトちゃん

2013-08-23 20:56:09 | 生き物
 先日の深夜のことだった。
 ドサーッという物音にドキッとする。
 深夜でこれほどの音はあまりないはず。
 そっとそこへ行くと、カブトムシ♀が部屋の壁の下で倒れていた。
 というより、仰向けで起き上がれないようだ。

                           
 壁に激突したようで元気がない。
 手を添えて歩かしてみるが、あまり動くのもかったるいようだ。
 脳震とうにでもなったのだろうか。

               
 しかも、下着を出したままでしまう気配もない。
 あまりの暑さも影響しているのかもしれない。
 すぐ近くの堆肥コーナーから来たのだろうか。

   
 自力では帰れそうもないので、外に放してやる。
 毎年、1~2匹くらいはやってくるわが家だ。

 ただし、最近はキイロスズメバチが室内にいることが多い。
 昨夜は風呂場にいることがわかって、そおっとシャワーを浴びて退散したところだ。
 そばに巣があるわけではないので、向こうから攻撃してくることはない。
 無防備の格好でスズメバチと遭遇するのは初めてだった。

 
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スイカを収穫「こんどこそ!」

2013-08-22 21:03:10 | 農作業・野菜
 大きさ良し、重さ良し、模様良し、葉も枯れて収穫OK。
 前回は早すぎた収穫で、割ってみると中身の色がピンクで、味もこれからだった。
 今度こそ、ナイスタイミングのはず。

                              
 スイカの上に篭をかけてカラスや動物の襲撃にそなえた。
 篭を止める大小の「ペグ」も確保して固定する。
 ただし、その作業が遅れたため、重しをした所がやや扁平となる。

                   
 ドキドキしながら割ってみる。
 ずっしり手ごたえはあるが、中心が空洞になっていた。
 今回の収穫は遅すぎたようだ。

   
 味はジューシー、甘さもまあまあ。
 渇水のさなかで、水遣りをしっかりやっていたせいかも。
 納得のいくスイカの収穫はまだまだー。

 きょうは家で何もしなくても汗が流れる。
 水遣りもハーハー言いながらジョウロを使う。
 もちろん、スイカもおかわりで。


 
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