ここ数週間のこと、冬支度のための草刈りに追われる。畑のあちこちにある荒地状態の所はこの作業でずいぶん見通しがよくなった。ススキやコセンダングサなどなにしろ2mを超える雑草を野放しにしていたからだ。そのせいか、軍手や衣服には「ひっつき虫」がごっそりついてしまう。そのひっつき虫を捕獲するのが毎回のルーチンワークとなってしまった。
ちゃんと取らないと、ちくちくして体が痒くなり座るのもおっくうになることもあるほどだ。そのほとんどが、熱帯アメリカ原産の「コセンダングサ」だ。なかには茎の根元が2~3cmもあるので、ナイロン草刈り機では刈ることもできない。
コセンダングサの実の先端は「刺毛(シモウ)」という鉤を持っている。無理に引っ張ると衣服の糸がほつれてしまうので厄介だ。先輩が指摘するように草刈はやっぱり花が咲く前に刈ってしまうのが原則なのだが、ね。
いかだ社『ひっつき虫観察便利帳』によれば、ひっつき虫には、ヌスビトハギなどの「かぎ爪型」、コセンダングサなどの「刺毛型」、オオバコなどの「粘液型」、イノコズチなどの「クリップ型」があると、類型化している。優れた児童向け図書だ。いや、高齢者にもとてもわかりやすい。
なお、来月よりブログの更新を週三日を基本とすることにした。体力・知力・気力・記憶力の衰えは目に見えて絶望的となってきたからだ。老人力というものさえかなたになっている。とりあえず三日でさえも持続できればラッキーとしよう。それが生きているあかしでもあるからね。ブログをやれること自体が感謝でしかない。とりわけ300件前後の訪問者の叱咤激励、温かい声援がありがたい、それを忘れないブログでありたい。。