山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

久しぶりの薪割り

2025-03-04 22:22:47 | 屋外作業

 先週、寒さが厳しいというので急いでダルマストーブの薪割りを行う。4~5年前に裏山の山林を地元の協力で伐採した樹木がころがったままだった。それを何とか丸切りしてマサカリで薪にする。木目がまっすぐなものは一発できれいに割れるが、節があったり木目が曲がっているとなかなか割れない。

 

 残念ながら、小雨がパラパラ落ちてきている中での作業となってしまった。しかし、今やっておかないと春を迎えられない。裏山にある丸太を下まで運搬するのも手作業となる。生木ではないのですごく重いわけではないが、続けていくと腰が痛くなっていくのがわかる。しかも、斜面でのピストン運搬も足がもつれそうだ。失敗するとその丸太が家に突入するので慎重に下まで運ぶ。

   

 雨で多少燃えにくくなっているが、古木でしかも虫食いもあるので燃えると結構早く燃えてしまうと思われる。樹種が杉・檜だとあっという間に燃えてしまうが、長持ちするコナラなどが多かったようだ。ダルマストーブに入る幅18cm以内と長さ40cm以内を考えて薪割りを行う。

 

 手こずった丸太は、くさびやナタなどいろいろなアイテムを駆使して鉄のハンマーでとどめをさす。生木だとなかなか力と技もいるが、さいわい古木だったので比較的スムーズに処理作業は順調だった。やはり、いろいろな道具があると想定外のことに対処できる。

  

 おかげで4つの収納コンテナに満杯となった。畑に散在している茶の木の残骸を集めて一緒に燃やせばちょうどいい調和の熱源となる。しかも、畑もきれいになるし山もきれいになるという一挙両得の効果が望める。

 

 さらに、「コジキイチゴ」の枝が控えている。この棘は半端なく痛い。すでに燃やしたが火ばさみでつかまないと衣服や足に絡んでくる曲者だ。実のイチゴはそれほど旨いとも言えないが、いっぱいあればジャムにもなる。しかし、他の木に覆いかぶさって太い幹になってしまうので早く手を打って駆除しないと被害が甚大になる。というわけで、コジキイチゴを灰にして畑の肥料に貢献してもらう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする