動機は「親に叱られた。親に仕返しをしたかった。彼女に振られた」などなど。
乗客10名を監禁、運転手を脅してバスジャックをした。それは山口県の中学2年生。
東名高速で起きたバスジャック事件は、乗客にけが人はなくほっと胸を撫で下ろした。
少年は家出し、山口県宇部市から新幹線で名古屋へ、名古屋から東名高速バスで東京へと向かっていた。
親に叱られて、バスジャックをし、家庭をごちゃごちゃにしたかった。
なんと短絡的な発想だろう!!
容疑者の少年は、学校内ではおとなしいというか、『悪』ではなかったと宇部市の教育委員会が記者会見で発表していたが、周辺の子供たちのインタビューでは、すぐ『キレル』タイプだったといっていた。
中学2年生というと、所謂“反抗期”で、特に親に対して反抗したい時だ。
だけど、今の中学生はそんなに短絡的な子が多いのか?
私にはその時代、反抗期はなかったように思えるが、バスジャックしてむしゃむしゃしたことが解消できるのだろうか?
短絡的な発想が出てくるのは、食べ物のせい、 それとも性格的なもの?
家庭環境など事件までのプロセスを徹底的に調べ、2度とこのような事件が起きないようにしなければいけない。
家庭教育、学校教育、社会教育・・・教育がいかに大切なことであるのか、少年が関わる事件が起きるたびに考えさせられる。