夏の楽しみといえば海水浴、河原でのバーベキュー、水遊び・・・・
ところが、わずか10分足らずの間に、一瞬の濁流が4人の命を奪った。
神戸市がテレビ局に提供した監視カメラの画面からは自然の驚異、鉄砲水が僅か2分ぐらいで、川の中にいる人たちを襲った。
都賀川の通常の河原の風景を見ると、水が流れやすい構造になっている。
以前、宝塚に行ったときも感じたのだが、阪神大震災後の河川整備が行き届き、水が流れやすく水流が早くなる状態だった。 それは昔の川とは雲泥の差があるようで現代風にきれいにまとめられていた。
自然の恐さというのは、想像つかない、想定できない猛威だ。
国交省や地方自治体が各地の中小河川整備をしているようで、確かに、見た目=景観がいいのはもちろんだけど、川本来の『流れの怖さ』を十二分に想定して設計し危険防止に努めた整備をしていただかないと、また同じような事故が起きる。
去年、一昨年あたりから、川を巡って、天災ではなく人災による災害が各地で発生している。