ディーゼル車の排ガス規制を不正に回避したドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)に対して、責任を追及する動きが世界各地で広がっている。各国で損害賠償を求める訴訟が相次ぎ、司法当局は刑事罰を科す構えだ。対策費用は数兆円に達する可能性があり、世界最大級の自動車メーカーを激しく揺さぶっている。(時事通信)
VW社の大きな排ガス規制不正のニュースに接した際、私はまさかと耳を疑った。こんなことがあるのか?それも世界のVWがこんな悪質なことを・・・?と。
ひょっとしたら、この会社は潰れるのではないかとも思う。ユーザーや国民を欺くという酷い企業だ。このシステムで世界のトップになったとしても、いずれ事実が白日のもとに晒される。
世界中のユーザーを裏切った代償はとてつもなく大きく、ブランドの信頼感は失墜してしまった。この際、きちんとここに至った経緯をすべて明らかにし、企業としてできる限りの賠償をし、緊急に信頼回復を図るべきだ。前会長CEOの辞任で済まされる問題ではない。
排ガス規制では、トヨタのハイブリッド方式が上位に立てる大きなチャンスでもある。