ほとんど毎日視ているNHK『ニュース7』昨日も驚かされたが、きょうは2日連続で驚かされた。
それも日本人のノーベル賞受賞決定のニュースで。
去年も日本人3人が受賞し、大いに喜んだが、今年はさらに嬉しさが増す。
大村智先生のノーベル医学生理学賞受賞決定のニュースで、記者会見の内容を見ていても、先生の人間性の素晴らしさに加え、日頃からコツコツと土壌採取をして研究を積み上げてきた姿が出ていて、研究者にありがちな偏った生き方でないところに大いに感動した。
「言うだけでなく、実行しなくては駄目」が信条。大切にしているのは周りへの気配り、思いやりの心だという。私財を投じて美術館や温泉施設を建てているというなんとも人間のでかいことにはこれまた驚かされた。
そしてきょう梶田隆章先生は56歳でのノーベル物理学賞受賞決定だ。いまもテレビ中継に出演していて、喜びの声を聞いていて、徐々に喜びを噛みしめているようだ。梶田さんは2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊東京大特別栄誉教授らの指導を受け、本格的にカミオカンデやスーパーカミオカンデの研究を進めたというのだ。
しかし、私にはスーパーカミオカンデとかカミオカンデなどという言葉はどんなに説明しても理解できそうでない。30年以上の研究を解ろうとしても物理音痴の私には無理なのは当然だ。
その点、去年青色LEDの発見で受賞した3人の研究は、現物が電気店やスーパーなどにあり、非常にわかり易い。
あすは化学賞の発表だ。この後受賞決定のニュースが出てくれば嬉しい。。。