朝5時過ぎ、いつものように目が覚めた。外は小雨がしとしと・・・
テレビをつけて天気予報のデータ放送で雨雲の動きを見ると、大した雨ではなさそうだ。少々、迷ったが出掛ける事にした。
バナナを冷蔵庫から取り出し、頬張る。少し空腹が癒された感じになった。ウォーキングには悪くない腹具合。
ところが自宅を出た途端、しとしとより少し強い雨、傘をさしてのウォーキングとなった。
小雨が降っているから涼しいのかと思ったら、湿度が高いのだろうか?じわーっと汗が。しかし、真夏のように大粒の汗は出ない。
コースはいつもと反対の方向へ。いつもと違って下りの道なので、足取りは軽い。3000歩余り歩いた所にあるコンビニでひと休み。アイスコーヒーの氷はいつもより溶けにくい。出勤前の人が軽食を手にして出ていく。ウィークデー朝の風景だ。若い人たちは車の中で出勤前に、コンビニのサンドウィッチやおにぎりで朝食を済ませるのが普通とのこと、私たちの若い時に比べ生活様式が大きく変わっている。
9月に入ってまだ5日しか過ぎてないので、夏の花があちこちで見られた。
いつもの時刻(7時半ごろ)には集団登校の児童が高学年のお兄ちゃんを先頭に、信号待ちしていた。この地域の小学生は少し元気がなさそうだった。
8時前になると自転車通学の高校生が多くなる。スピードを上げて走る生徒、ごく標準の自転車の速度、いろいろな生徒や児童に会った。
やがて小雨が再び降り始めた。しかし、それぞれがそれぞれに"朝"をスタートさせている。動く朝という感じが溢れる光景だった。