田園地帯、山すそに広がる棚田の一部。
稲木に刈り取った稲を干している稲刈り後の懐かしい風景だっ!!
私が小学生の頃だから、もう60年近く前、中秋には、近所の田んぼでこの風景が毎年繰り広げられていた。
今の時代、田植えは水張り後、あっという間に済ませ、稲刈りもあっという間に終わってしまう。そしてその田圃では、このような風景はなく、わずかに稲藁の小さなかたまりが残っている程度。
昨夕のテレビから、幼稚園児がカマで稲刈り体験をしたという秋らしいニュースが流れていた。でも、実際には大人がカマで稲を刈り取る風景は目にしたことが無くなって来ていた。
ここの田んぼも多分、刈り取りは機械で行ったはず・・・?
この風景が当たり前だった時代は、稲刈り、田植え共にかなりの重労働で、腰を悪くする人が多かっただろう。
機械化された現代は、昔に比べ多少軽減されたはずだ。
きょうも、この田の周辺では多くの彼岸花がこの世を謳歌していた。