毎日、消防車のサイレンの音を聞くことはなくても、救急車の緊急出動音は1,2回は必ず聞く。そのたびごとに"大事でなければいいのに・・・"と心の中で祈る。
もう30年ほど前のことになるが、早朝、娘の異変に気付いた女房が、顔面蒼白になって私を起こし、救急車で搬送されたことを思い出す。
救急病院に収容された当時小学生の娘は、当然意識がなく救急搬送が遅れていたら、この世には存在しなかっただろう。
しかし、病院の適切な処置で生命を取り戻し、今はそのことがなかったかように元気に生活している。
救急医療はその当時と比べて、かなり変わったようだ。
救急車には救命救急士が乗り込み、適切な処置を施し、搬送中に命を救うことに全力を尽くしてくれる。また地方でもドクターヘリが飛ぶ時代になっている。
AEDや心肺蘇生法の救命措置の普及などで、救急車が到着するまでに私たちが行うべきことが広く知られるようになった。
高齢化時代、交通事故増加、災害発生などで救急車の出動回数も増加の一途だ。われわれの生命を守ってくれる救急車に感謝し、より適切な救急車利用を考える日としたいと思った。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201609/1.html (どんな場合にどう呼べばよいか もしもの時の救急車利用)参考までにご一読を!