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ヒガンバナ

2017年09月19日 | Weblog

植物はカタカナで・・・というので、"彼岸花"とは敢えて書かなかった。

9月のお彼岸が近くなると、どこからとなく葉のない花がニョキニョキと生えてきて、真っ赤な花を咲かせる。周辺の緑の草むらなどの中に生えて、目立つ。

このヒガンバナ、日本原産の植物ではなく中国と言われている。

種子が出来ないので、子孫繁栄に反するため、人間様は嫌っているとか・・・?。

「彼岸が近いぞ~!お墓参りはちゃんとしなさいよ~!」と、沈黙の挨拶を、紅い花で知らせ、誰が知らせるともなく、この時期にどんどん開花していく。

"赤"は今、畦道や川沿いで大変よく見かける。畦道のヒガンバナは、球根に毒があるこの花をモグラ退治のため、先人が植えたといわれる。

白いものや薄い黄色のものも、数は少ないが見かける。

このヒガンバナは縄文時代に稲が伝来した際、球根が紛れ込んで、増えていったといわれるが、繁殖力が強い植物だ。

しかし、後継者不足のため田圃がどんどん宅地化されて、都市部では少々肩身が狭くなりつつあるようだ。