刈り取った稲の根株から、緑の稲が勢いよく出てくる。これを"ひこばえ"という。
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早場米の収穫が終わった田圃が、再び5月初旬の水田と見間違うようになっている。
1週間近く前、高知の友人から、"畝づくりが終わってホッとしている"とのメールが入って来た。二期作をやっているから、年2回の畝づくりになるとのこと。おつかれさま~!だ。
刈り取った株から雑草が伸びるように元気よく、稲第2弾?"ひこばえ"が姿を現しているが、雨後には特に勢いが良いと感じる。
イネは水害に弱いといわれるが、今年は"50年に一度"という雨がいろいろな各地を襲った。水田が川になり、大きな被害が伝わってくるのを聞くと、ひこばえどころではないだろう。
しかし、その水害もなく、早場米の収穫が終わった田圃を横目に“ひこばえ”を見ながら歩いていると、毎年のことながら、稲の生命力の逞しさには驚かされる。
1か月ほど遅れて植えた後期米?の水田では稲穂が少しずつ色付き始めている。