彼岸が近づくとスーパーの駐車場に白いテントが出現する。。。
ごくごく普通の白いテント内には、大きなプラスティック製の桶が何個も並べられていて、緑鮮やかなシキビ、サカキなどが入っている。
このテント、正月、春の彼岸、夏のお盆、秋の彼岸に必ずここに設けられる。
シキビ、サカキ、花などを特別に産地直売する場所で、前日採ったばかり生きの良いシキビなどお墓用の木々(花)が並べられている。
価格はスーパーなどに比べ、ほんの少し安く、しかも新鮮。彼岸の入りだった今朝、訪ねてみたが買い求める客で長い列が出来るほどの評判だった。
“期間限定の備え花専門店?”とでも言おうか、お墓用、自宅用といったそれぞれの用途に合わせた"花類"が販売される。
彼岸の入りのきょう、生きのよいシキビを買ってお墓へ行ったが、お墓掃除をしている数人の姿を見かけた。
秋の彼岸中日は23日、『祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日』といわれている。
今週末の秋分の日までは、テントでは大忙しの毎日が続く。