気象も異常ならば、一部医科大学関係者にも異常な考えを持った人たちがいた。驚くばかりだ。
東京医科大学医学部医学科の一般入試で、2011年頃から女子受験者の得点を一律に減点して女性の合格者数を抑えていたと報道されている問題だ。
NHKニュースなどによると、女子の点数を10%以上一律に減点した年もあったということだ。
このような実態があること自体、時代に逆行しているといわざるを得ない。呆れた。
この医大、私立大学の支援事業の選定で文部科学省の前局長から便宜を図ってもらう見返りに、受験した前局長の息子を不正に合格させたとして、前理事長が贈賄容疑で東京地検特捜部に在宅起訴されている。
まぁ、いい加減な入試、いい加減な大学の管理運営には呆れるばかり。
当然、受験生を愚弄していること自体、世論の厳しい批判を受けるだろうが、このようなおかしな体質を大改革していかないと、医者の世界の働き方改革は進むはずはなく、いつまでたっても古い体質から根本的に脱却できない。