4〜5年前から、『お盆玉』ということばがかなり使われるようになってきている。
いろいろ調べてみると、お盆玉の発祥は山形県の一部地域と言われていて、江戸時代、夏に奉公人に対し衣類や下駄などを渡す風習が始まりで、昭和初めに子どもの小遣いをあげるように変わったといわれている。
年始にあげるお年玉と同様、お盆休みや夏休みに帰省した孫や子どもに与える小遣いのこと。要は、『お年玉』の夏バージョンとでもいえるものだろう。
日本郵便はお盆玉を入れるポチ袋を4年前から販売し、スーパーのレジ近くなどにもお盆玉の袋がこのシーズンには出ている。
可愛い孫に対して、お盆玉をあげることはそんなに躊躇しないが、大人として立派に成長した子どもたちには少し考えてしまう。
我々年金生活者としては、逆に子ども達から"お小遣い"といって、お盆玉をいただくとかなり嬉しいのだが・・・と考えたこともある。(これ本音!)
ただ、遠路はるばる帰省するには、一家の交通費だけでも大変だろうとは思っている。