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よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

秋の夕焼け・・・米作のこと

2015年10月14日 | Weblog

『秋の夕焼け鎌を研げ』・・・子供の頃、夕焼け空を見ながら父が教えてくれたことばだ。

その頃は農家の人たちは、鎌を研いで翌日の稲刈りに備えたというのだが、現代では鎌で稲刈りをする農家はほとんどなくなってきた。

先日もテレビを見ていて、小学校高学年の子供たちが鎌を使って稲刈りをする風景が映し出されていた。しかし、今はコンバインという便利な機械があり、米作農家の人が鎌を使う風景はほとんど見られない。

そこで、コンバインの価格を調べてみたのだが、価格の高さに驚愕!!なんと高いものだと1200万円以上もするものもあった。

この高いものは、大穀倉地帯で使用されるものだろうが、それにしても家が1軒建つほどの価格だ。

我が家の近所で使用しているものは、刈り取り専用の物のようで、そこまでの価格ではないだろうが、米作農家の設備投資も大変なようだ。

その昔は、牛や馬を使って水田を耕し、鎌1本で刈り取っていたのが、今ではコンバインで刈り取る、耕運機で農地を耕すなど米作農業に大きな革命があったわけだ。

TPP交渉で農産物が大きな打撃を受けるといわれるが、美味しい安全な米作りを今後をどのようにして変えていくのだろうか?再び日本農業の転換期がやってくることは確実のようだ。


体育の日 雑感

2015年10月12日 | Weblog

高校2年生の秋ということは、もう半世紀以上前のことだ。

1964年10月10日、この日は東京オリンピックの開会式が秋晴れの下、始まった。

この日の東京は青空、天高く馬肥ゆる秋の到来を思わせる日になった。

国立競技場の開会式をアナログのカラーテレビで視ていて感激したことを今でも思い出す。東京五輪から2年後、『体育の日』が制定された。「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日」として。

その後、体育の日は、10月第2月曜ということに制定され、今年は12日(きょう)になったのだが来年のカレンダーを見てみると、体育の日は10月10日になっていた。

2020年には東京五輪が開催される。新国立競技場総工費超高額問題、エンブレム盗作問題などがあって、遅々の状態だ。大丈夫だろうか?

きょうは雲の多い1日だったが、5年後の開会式の行われる7月24日が再び快晴となり、私たちに感動を与えてくれるようなイベントが開催されることを希望したい。

先日の快晴だった日、秋晴れの青い空を眺めていて、ふと、考えていた。(クリックで拡大)
                     


祭りの準備

2015年10月11日 | Weblog

今週末から始まる祭りを前に、準備がピークを迎えた。

たまたま、郊外の幟旗取り付け作業に遭遇した。

7mから8メートルある稲木がトラックで運ばれ、この地区の人6人が作業をしていた。

まっすぐ大きな稲木には、最初に頭の部分に笹と横棒が取り付けられ〇〇氏子中と書かれた幟が手際よく稲木に差し込まれていく。この間10分足らず。

そして昭和6年に建てられたという石柱まで運ばれ、まずは稲木の下の部分が直径20〜30mmの大きなボルトで石柱に止められた後、参加者全員がゆっくり持ち上げ、垂直にして、上のボルトナットがしっかり締め付けられて作業は終了。

この他、テント付きの提灯も飾り付けが行われ、祭の準備は出来上がり。
  ⇐クリックで拡大!
町は16日からの祭り開始を待つ。


キンモクセイのこと。。

2015年10月10日 | Weblog

秋祭りを呼ぶといわれる金木犀の花が満開になっている。

先月末頃から少しずつ開花し、今朝は数か所の木がほぼ満開になり、優しく甘い香りが風に乗って我が家の窓にも届いている。  

金木犀の香りにはリラックス効果があることからアロマオイルや香水に用いられている。この香りを嗅ぐことで「オレキシン」という食欲を促進する脳内物質の発言量が抑えられるとのことだ。

先日訪れた、西条市の王至森寺(おしもりじ)には、巨木の金木犀があり、国の天然記念物に指定されている。また、環境省の"香り百選"にも指定されている。今年は例年に比べてやや早く咲いてもう既に散ってしまったようだが、平野部では今が盛りだ。

4〜50年前は、汲み取り式のトイレの消臭のため各家庭の庭には多く植えてあったのだが、現在はそれも必要がなくなって、金木犀の木がどんどん減ってきているとのこと。

オレンジの花と濃いグリーンの葉のコントラストがなんともうまく対比しているのだが、天候が悪いとすぐ散ってしまう。ここ数日の好天で目立っている木だ。
 


登場

2015年10月09日 | Weblog

朝晩と日中の温度差が大きい。

気象予報士が天気情報で、"風邪をひかないように体調管理にお気を付けください"としきりに呼びかけている。

朝、あまり早くウォーキングに出掛けることはしない。夕方も日中の暑さ?が残っているうちに(日没前に)帰宅するようにしている。

北の方の山では紅葉が早いペースで始まり、紅葉前線の南下が始まっている。

のだが・・・、この冬は暖冬で、かつ西日本でも大雪の可能性があるという。

 

夏用のカーペットでは夜少し寒く感じる様になった。

そこで我が家に登場したのが、冬用の暖かい厚めのカーペット。これだと暖かい。昼間は何もいらないが、夜には足に毛布を巻いておくと寒さは感じない。

ウォーキングから帰宅すると、私の部屋には、少々早目に電子カーペットが敷いてあった。もちろんまだ電源は入れないが・・・・。

フローリングの部屋は構造にもよるが、冬はカーペットを2枚敷くなどオーバー気味にしておくと、ちょっぴり暖房費が節約出来そうだ。

衣類も、そろそろ冬物に衣替えしても良い時期が来たようだ。


寒露の候

2015年10月08日 | Weblog

二十四節気の中で、秋分と霜降の間を『寒露』の候というのだが、"寒"が付くので冬かと勘違いしそうなことばだ。

ことしは夏の暑さが余り残らず、秋らしい季節が少し見られ、嬉しい爽やかな状態で秋を満喫している。

ただ、日中は25度を超える夏日が残るものの、朝晩の涼しさ(冷え込み)は徐々に日数が増えてきている。

色付く秋の日々を感じる季節が到来した。

郊外の田は日ごとに黄色く色付き、早い所では稲刈りが始まっている。 (縮小ソフト不調のため撮影したがアップ出来なく申し訳ない 

キンモクセイも満開になっている。秋風に乗って独特の香りが木の周辺に漂う。  

季節が良くなったせいか、歩き遍路の方もよく見かける。

朝晩と日中の温度差が10度近くになり、服装で体調管理をしないと風邪をひいてしまうかも?


Matsuriの秋 到来!

2015年10月07日 | Weblog

県都松山市では旧松山地域の秋祭りが本祭りを迎え、各地の神社でみこしの宮出しなどがあり、最高に盛り上がった。 
 
特に伊予鉄道後温泉駅前には、伊佐爾波神社や湯神社の神輿8体が集結、豪快な鉢合わせが行われ、神輿がぶつかり合うごとに観客から大きな拍手や歓声が沸き上がり、大いに盛り上がった。

これから県内はあちこちで祭りが、繰り広げられ大いに賑わう。

松山の祭りに次いで、新居浜、西条で開かれる祭りは壮大だ。

このうち、新居浜太鼓祭りは、四国3大祭りに数えられ、現在、市内にある52台の太鼓台がかき比べを行う。1台の重さは約3トン、高さ5.5m、長さ12mという巨大な山車である太鼓台の4本の棒に最大150人ほどのかき夫がつき、笛や太鼓の音とともに、揃いの法被に身を包んだかき夫のかけ声とともに市内を練り歩く。

祭り最大の見どころは"かきくらべ"。複数の太鼓台が、指定された場所で、練り歩く時に取り付けていたタイヤをはずし、かき夫だけの力で動かすのだが、豪華絢爛・勇壮華麗だ。

新居浜太鼓祭りの主なスケジュールは15日(木)大生院地区の自主運行に始まり、16日(金)午前4時から内宮神社の石段かきあげなど、17日(土)、18日(日)はかきくらべや統一寄せ、夜太鼓で市内は祭り一色になるという。(※ 詳細は同市のHPなどで確認を!)

   (あかがねミュージアム展示の松木坂井地区太鼓台と法被 クリックで拡大)  ⇐石段を太鼓台がかけあがる内宮神社石段

松山道後の鉢合わせとともに一見の価値ありだ!


快挙!

2015年10月06日 | Weblog

ほとんど毎日視ているNHK『ニュース7』昨日も驚かされたが、きょうは2日連続で驚かされた。

それも日本人のノーベル賞受賞決定のニュースで。

去年も日本人3人が受賞し、大いに喜んだが、今年はさらに嬉しさが増す。

大村智先生のノーベル医学生理学賞受賞決定のニュースで、記者会見の内容を見ていても、先生の人間性の素晴らしさに加え、日頃からコツコツと土壌採取をして研究を積み上げてきた姿が出ていて、研究者にありがちな偏った生き方でないところに大いに感動した。

「言うだけでなく、実行しなくては駄目」が信条。大切にしているのは周りへの気配り、思いやりの心だという。私財を投じて美術館や温泉施設を建てているというなんとも人間のでかいことにはこれまた驚かされた。

そしてきょう梶田隆章先生は56歳でのノーベル物理学賞受賞決定だ。いまもテレビ中継に出演していて、喜びの声を聞いていて、徐々に喜びを噛みしめているようだ。梶田さんは2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊東京大特別栄誉教授らの指導を受け、本格的にカミオカンデやスーパーカミオカンデの研究を進めたというのだ。

しかし、私にはスーパーカミオカンデとかカミオカンデなどという言葉はどんなに説明しても理解できそうでない。30年以上の研究を解ろうとしても物理音痴の私には無理なのは当然だ。

その点、去年青色LEDの発見で受賞した3人の研究は、現物が電気店やスーパーなどにあり、非常にわかり易い。

あすは化学賞の発表だ。この後受賞決定のニュースが出てくれば嬉しい。。。


マイナンバー制度がスタート

2015年10月05日 | Weblog

はたして、われわれ国民にメリットは有るのだろうか?

国民一人一人に12ケタの番号を当てはめ全国民の収入を把握するのがマイナンバー制度の大きな目的だ。この制度がきょう(5日)、本格始動した。まもなく個人番号の「通知カード」が簡易書留で手元に届くという。

実際に運用が始まるのは2017年からのようだが、国などが税収アップのために制度を始めることにした色合いが濃い。

個人の細かい金の動きが明らかになり、これまであった裏の金の動きは、マイナンバーカードで全て明らかになるという怖い現実、インターネットビジネスによる収入もばれることになるだろうと専門家は指摘している。。。

いろいろ聞いていたら、確定申告が簡単になるメリットがあるというのだが、軌道に乗る(一般的になるのは)まだ先のようだし、軽減税率でこのナンバーを利用できるのは若い人たち(パソコンに明るい人たち)中心で、お年寄りがパソコン利用で還付請求できるかというのは疑問な点も・・・・?

戦後最大のプロジェクトといわれるこのマイナンバー制度は、国民への監視強化が主な目的の様で我々にメリットは多くを期待出来なさそうだ。

マイナンバーを扱う関係者には、よりしっかりしたセキュリティと情報管理体制強化が求められる。


秋祭り近し

2015年10月04日 | Weblog

10月に入って各地で秋祭りが近いことを伺わせる幟などがたち始めた。

 車の中から撮った紙垂(しで)商店街や町内会が祭りの2〜3週間前から取り付け、これが出ると"まつりが近し"のサインだ。

勇壮な太鼓台が市内を練り歩く新居浜市の太鼓まつりは16日から3日間。正月やお盆には帰省しなくてもこの太鼓祭りには有給休暇をとって全国から祭りのために帰省するという盛り上がりがあると言われている。

   統一太鼓寄せがある山根公園グラウンド近くにはのぼりが林立している。

気の早いこの地方の人たちは、"太鼓台の花代御礼"の取り付けていた。

車で走っていても、今から、ことしは勇壮な太鼓台を見学してみようかという気にさせる。


秋のドライブ第1弾

2015年10月03日 | Weblog

秋晴れの日には、お勧めのスポットがある。

秋の運動会シーズン、好天に恵まれ保育園の運動会の音を聞きながら、昼前に愛車プリウスを発車させた。

盛夏や極寒のドライブは億劫だが、きょうは最高のドライブ日和!標高1000mぐらいあるだろうか、県境を越え山岳地帯へと向かった。

目的地は『道の駅木の香(このか)』 http://www.orienthotel.jp/konoka/index.htm

四国山地の中央部に位置し、山岳観光の起点となっている道の駅で、温泉、レストラン、宿泊施設があり、見る・食べる・泊まる・遊ぶといった楽しみがいっぱいだ。

私のきょうの目的は、『紅葉はどうなのか?』・・・少し早いが、天気に誘われ弁当持参で出発した。

西日本の最高峰石鎚山を源流にした仁淀川のせせらぎに接するのも一つ、一足早く紅葉を見るのもひとつ。

だが、考えることはほとんど一緒だった。大型バイクや自転車のツーリングをはじめ、自家用車でのファミリードライブの人たちで賑わっていた。

紅葉は少し早かったのだが、桜の木は紅葉部分が平野部に比べ早い。日当たりの悪い場所にあるモミジは赤や黄色の葉になっているものも少し見かけた。今月10日からの3連休はきょう明日以上に賑わうことだろう。

    (それぞれクリックで拡大)


秋深まる感強し。

2015年10月02日 | Weblog

きのう深夜からきょう未明にかけ、それは強い風が吹き荒れ(爆弾低気圧)て屋根が飛んでしまうのかななど心配したのだが、何とか持ち堪えホッとした。

夜が明け少し風が残っていたが、ほどなく治まり秋晴れの爽やかな空気が漂っていた。

いつも行く公園の芝生グラウンドには県の消防防災ヘリが。。。よく聞くと"Dmat"の訓練中とのこと。消防隊員がてきぱきと動くのを横目に見ながら少し遠くまで足を延ばした。  

稲の穂が日ごとに黄金色を強め、農家の人は稲刈りの準備に忙しいのだろうか・・・?

通りすがりの民家の庭には赤いバラが目を引く。 

コスモスも負けてはいない。   

いろいろな色のコスモスが群生しているのを先日も紹介したが、今日一番輝いて見えたのはオレンジだった。 秋が少しずつ深まって、次は紅葉のシーズンに入る。標高の高い場所では始まっているとの話を友人から聞いた。暑かった夏が遠くなって来ている感、強しだ!

※各写真はクリックし、拡大してご覧ください。

 


VW社排ガス規制不正問題

2015年10月01日 | Weblog

ディーゼル車の排ガス規制を不正に回避したドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)に対して、責任を追及する動きが世界各地で広がっている。各国で損害賠償を求める訴訟が相次ぎ、司法当局は刑事罰を科す構えだ。対策費用は数兆円に達する可能性があり、世界最大級の自動車メーカーを激しく揺さぶっている。(時事通信)

VW社の大きな排ガス規制不正のニュースに接した際、私はまさかと耳を疑った。こんなことがあるのか?それも世界のVWがこんな悪質なことを・・・?と。

ひょっとしたら、この会社は潰れるのではないかとも思う。ユーザーや国民を欺くという酷い企業だ。このシステムで世界のトップになったとしても、いずれ事実が白日のもとに晒される。

世界中のユーザーを裏切った代償はとてつもなく大きく、ブランドの信頼感は失墜してしまった。この際、きちんとここに至った経緯をすべて明らかにし、企業としてできる限りの賠償をし、緊急に信頼回復を図るべきだ。前会長CEOの辞任で済まされる問題ではない。

排ガス規制では、トヨタのハイブリッド方式が上位に立てる大きなチャンスでもある。