無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

元田んぼを自然菜園に移行中~イネ科で来年の準備

2013-10-19 08:00:08 | 自然菜園の技術 応用
本日、


元々田んぼだったところを緑肥作物をブレンドして1年半育ててから、
畝立てして、通路に緑肥mixを播いたので、ようやく自然菜園らしくなってきました。

表面的に自然菜園にするのは短期間で出来ますが、今後野菜を自然に育んでくれる菜園を育てるには、時間を味方するといいですよ。
年々よくなるタネ(コツ)をまいて(仕掛けて)おくと、自然菜園は知らない間に時間が過ぎ、どんどん土が良くなっていくから面白いです。


緑肥作物に耕してもらい、畝立てをし、生えてきた草を畝の敷いておき、通路に緑肥mixを蒔いた来年から野菜を本格的に育てるつもりです。

元々田んぼなので、重粘土なので、畝は高さを地域に合わせて立て、自然菜園では畝幅が100㎝以上と広めです。相性の良い野菜をどうしで混植するために、広くするのです。

この自然菜園では、特に畝幅140㎝と広めです。


80㎝の通路には、3条の緑肥mixが育っております。


こちらの畝は、サツマイモの連作畝。つまりサツマイモ専用の畝です。

今年はサツマイモは育てず、とことん緑肥作物で育土します。サツマイモは来年からです。
そのため、ライムギ、クリムソンクローバーを年内から育てておきます。


こちらの畝は、すでに栽培を始めてみました。

ゴボウ、ホウレンソウ、ニンジンの連作畝です。
今年は、ダイコン、ゴボウ、ホウレンソウなど来年のために、年内から連作できるように訓練しはじめました。


先ほどの畝に戻ります。

この畝は、来年夏野菜を育てるつもりなので、




来年中央にトマト、ナス、ピーマンなど育てるために、両脇に小麦を種まきしました。

小麦に根を張ってもらい、土を耕してもらい、刈って脱穀した後の麦ワラを夏野菜の草マルチの仕上げとして敷くつもりです。




小麦を種まきした後、米ぬかを撒きました。

養分としてだけではなく、菜園の土の生き物に餌をあげる感覚です。
土の生き物が元気なられば、結果として根が張れて、野菜が育つという感じです。


この自然菜園は、元々1反の田んぼを半分を自然菜園に、半分を田んぼに残しています。

そのため、稲刈り後には田んぼに稲ワラが大量に出ます。


そこで、元々田んぼなので、土の生き物はまだだま未熟です。
土の生き物は、住みか、食べ物、乾燥から守る、いわゆる「衣・食・住」が揃って増えます、そして調和が図れます。

そこで、稲ワラを菜園に草マルチの上から敷いてあげます。


左は、稲ワラマルチ完成。
右は、草マルチのみ。

暇をつくって、どんどん稲ワラマルチを敷いていこうと思います。

田んぼと一体の自然菜園、今後もいろいろご紹介して行きたいです。

コメント (11)
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