無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

キクイモ収穫&ハウスの解体準備

2014-03-11 23:56:57 | 日々の自然菜園
本日、


先日の大雪で凹んだハウスが、皆様の援農のお蔭で、復旧しました。
その過程と、ハウスの建て方をブログでご紹介していこうと思います。


ハウスの周辺の雪は、クン炭をかけたことで、光が集まり雪が周辺より早く溶けてくれました。




以前のハウスの中には、育苗に必要な資材や雨に当てたくない資材をしまう場所でもありました。

新たなハウスを建てるためには、潰れたハウスを解体し、更地にしなければなりませんでした。
そのためには、旧ハウスを解体する前に、中の道具たちを非難させる場所を設ける必要がありました。




そこで、旧ハウスの隣の空き地に、小さなハウスを建て、旧ハウスの道具を一時非難させることにしました。


小さなハウスを作ったことで、雨風から道具を守る保管場所ができました。

このハウス資材は、一番最初に育苗するために建てたミニハウスの資材の再利用です。


ハウスを建てていると、2mを超える枯れた草がたくさん倒れていました。

これは、、、キクイモのなれの果てです。


枯れた草を引き抜くと、ゴロゴロキクイモが採れました。


キクイモは、キク科の多年草の野菜。

とても強く、江戸時代に飼料用として入ってきたらしく、豚のエサに使われていたため、ブタイモとも呼ばれる。

主成分は多糖類イヌリンを含む食物繊維であり、通常の芋類と異なり、デンプンはほとんど含まれない。
塊茎を食用とする。イヌリンは消化によってオリゴ糖の一種キクイモオリゴ糖(イヌロオリゴ糖)となるため、健康食品として顆粒やお茶として加工され市販されている。

その他、ぬか漬けやみそ漬けで美味しいが、
個人的には、スライスして揚げた、キクイモチップスが最高です。




30分くらい3人で夢中になって掘ると、たった2㎡くらいのところから、コンテナ一杯30㎏位が収穫。
簡単に掘れ、掘れば掘るだけ出てくるので、面白いくらい採れました。

いつもは、霜が降りた後すぐに掘るのですが、この時期、野菜が収穫できるのは珍しく、まさかの収穫でした。
意外な発見はこうして出てきます。ハウスの解体準備が、収穫期を広げてくれました。勉強になります。

こうして、1日目のハウス準備は、援農とキクイモの収穫で順調にスタートできました。ありがたいことです。
コメント (6)
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