本日、
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昨日、無事Azumino自給農スクールの自然菜園コース(基本&不耕起)開校できました。
今年は、自然育苗コースを除いても60名もの参加があり、大盛況にはじまりました。


参加者に配れた参考資料や菜園プランの資料、そして緑肥mixです。
自然菜園では、菜園プランがとても大切です。
通常の農家と異なり、少量多品目の無農薬栽培が家庭菜園ですので、相性や育土も考え、野菜を育てれば育てるほど野菜が自然に育ちやすくなるようにプランを立てます。

最初は、スクールの畑の広さ、1反とはどれくらいの広さで、自給を考えたらどれくらい農地がひつようになるのか、
当スクールの畑の構成を紹介しながら、ご説明しました。

無農薬・無化学肥料で、自然に野菜を育てようと思うと、
ただ単に、農薬・化学肥料を使用しないだけでは長期的に継続ができません。
そこで、大切なのが、
1)土
2)自然と人の関わり
3)種
の3つです。
1)土は、風土を示し、地域風土に合わせたり、野菜に合わせた土が育てば、野菜は育てやすくなります。
2)自然と人は、その人によって自然に野菜と付き合えることが大切で、毎日育てることができる人と、週一の人では野菜との付き合い方(育て方)が変わり、
人と自然がお互いに距離を縮めることで、野菜が自然に育つようになります。
そのためには、自然の理やそれぞれの野菜の自然、そして自分に合った栽培方法の3つのバランスが大切になってきます。
3)種は、とても大切です。野菜の種を播かなければ野菜は育ちませんし、ハウス栽培用の野菜の種(品種)では、露地栽培が難しくなります。
一番いいのは、その菜園でよく育った種子が、菜園にまた播かれることです。
土作りや栽培技術をあげることよりも、こぼれ種のように、自然に生えてくれる野菜のように
その地域風土に合った、育てやすい美味しい野菜の品種を、その場で自家採種して育成していけば、野菜が最も自然に育つようになるからです。

菜園プランは、1年限りのものではありません。
これから持続的に菜園がどんどんよくなるように、していくものである必要があります。
そのため、最低2年。来年以降のことも考えながら、次に何を育てるのか意図していくプランが必要です。


昼食は大人数だったので、友人たちのご協力のもと、季節の菜園弁当(お澄まし付)。
自然に育った小麦やお米、野菜たちを使ったもの五感で感じながらいただきます。
第4日曜日は、友人といっても1人1人お店を出せるセミプロの皆さんに、ワンデーカフェをお願いしております。

いよいよ屋外での菜園ワーク。
不耕起コースを行う耕さない菜園区画。
一見すると菜園というより原っぱみたいな場所ですが、去年から自然菜園を始めて2年目を想定した学びの場です。
不耕起栽培の最大の難所。
はじめてから2~3年の間、最も過酷で大切な期間です。
この期間をどのように乗り切るかが、今後不耕起で継続できるかどうかの問われるところなので、
実際このコースでは1年間一緒に学んでいきます。

自然菜園の始め方は、その菜園の状態により様々なアプローチができます。
拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)では、
生えている草のステージによって、野菜の育て方やはじめ方の補いが変わるとご説明させていただきました。
多年草の草に覆われているステージ0の方は、土の肥沃度以上に、多年草の草原を如何に菜園に移行するのかが大切です。
中には、元田んぼといった畑でなかった場所や庭のような山土などを入れた場所も同様で、
まずは野菜が育つ環境にしてあげることが大切です。
今回は、ステージ2弱の場所なので、ステージ3の野菜も育つように、1㎡あたり2リットルの堆肥と1リットルのクン炭。
そして、通路に緑肥mixを実際に播いて観ていただきました。

クン炭作りもみていただき、もみ殻を燻して作るクン炭を見学してもらいました。

来月から本格的にはじまる自然菜園基本コースのために、区画割りをみんなで協力して行いました。
足で大地に線を引き、緑肥mixを播いたり、桜が咲くまでに行っておきたいことを実際にやってみました。
自然に野菜が育つためには、まずは草が元気に生える最低限の菜園に整えてあげます。
そのあとは、野菜を育てながら、毎回行う野良仕事で菜園を育てていきます。
毎年耕したり、堆肥を入れなくてもよくなるように、野菜と草と人が協力し合いながら、自然菜園はどんどん良くなっていきます。


昨日、無事Azumino自給農スクールの自然菜園コース(基本&不耕起)開校できました。
今年は、自然育苗コースを除いても60名もの参加があり、大盛況にはじまりました。


参加者に配れた参考資料や菜園プランの資料、そして緑肥mixです。
自然菜園では、菜園プランがとても大切です。
通常の農家と異なり、少量多品目の無農薬栽培が家庭菜園ですので、相性や育土も考え、野菜を育てれば育てるほど野菜が自然に育ちやすくなるようにプランを立てます。

最初は、スクールの畑の広さ、1反とはどれくらいの広さで、自給を考えたらどれくらい農地がひつようになるのか、
当スクールの畑の構成を紹介しながら、ご説明しました。

無農薬・無化学肥料で、自然に野菜を育てようと思うと、
ただ単に、農薬・化学肥料を使用しないだけでは長期的に継続ができません。
そこで、大切なのが、
1)土
2)自然と人の関わり
3)種
の3つです。
1)土は、風土を示し、地域風土に合わせたり、野菜に合わせた土が育てば、野菜は育てやすくなります。
2)自然と人は、その人によって自然に野菜と付き合えることが大切で、毎日育てることができる人と、週一の人では野菜との付き合い方(育て方)が変わり、
人と自然がお互いに距離を縮めることで、野菜が自然に育つようになります。
そのためには、自然の理やそれぞれの野菜の自然、そして自分に合った栽培方法の3つのバランスが大切になってきます。
3)種は、とても大切です。野菜の種を播かなければ野菜は育ちませんし、ハウス栽培用の野菜の種(品種)では、露地栽培が難しくなります。
一番いいのは、その菜園でよく育った種子が、菜園にまた播かれることです。
土作りや栽培技術をあげることよりも、こぼれ種のように、自然に生えてくれる野菜のように
その地域風土に合った、育てやすい美味しい野菜の品種を、その場で自家採種して育成していけば、野菜が最も自然に育つようになるからです。

菜園プランは、1年限りのものではありません。
これから持続的に菜園がどんどんよくなるように、していくものである必要があります。
そのため、最低2年。来年以降のことも考えながら、次に何を育てるのか意図していくプランが必要です。


昼食は大人数だったので、友人たちのご協力のもと、季節の菜園弁当(お澄まし付)。
自然に育った小麦やお米、野菜たちを使ったもの五感で感じながらいただきます。
第4日曜日は、友人といっても1人1人お店を出せるセミプロの皆さんに、ワンデーカフェをお願いしております。

いよいよ屋外での菜園ワーク。
不耕起コースを行う耕さない菜園区画。
一見すると菜園というより原っぱみたいな場所ですが、去年から自然菜園を始めて2年目を想定した学びの場です。
不耕起栽培の最大の難所。
はじめてから2~3年の間、最も過酷で大切な期間です。
この期間をどのように乗り切るかが、今後不耕起で継続できるかどうかの問われるところなので、
実際このコースでは1年間一緒に学んでいきます。

自然菜園の始め方は、その菜園の状態により様々なアプローチができます。
拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)では、
生えている草のステージによって、野菜の育て方やはじめ方の補いが変わるとご説明させていただきました。
多年草の草に覆われているステージ0の方は、土の肥沃度以上に、多年草の草原を如何に菜園に移行するのかが大切です。
中には、元田んぼといった畑でなかった場所や庭のような山土などを入れた場所も同様で、
まずは野菜が育つ環境にしてあげることが大切です。
今回は、ステージ2弱の場所なので、ステージ3の野菜も育つように、1㎡あたり2リットルの堆肥と1リットルのクン炭。
そして、通路に緑肥mixを実際に播いて観ていただきました。

クン炭作りもみていただき、もみ殻を燻して作るクン炭を見学してもらいました。

来月から本格的にはじまる自然菜園基本コースのために、区画割りをみんなで協力して行いました。
足で大地に線を引き、緑肥mixを播いたり、桜が咲くまでに行っておきたいことを実際にやってみました。
自然に野菜が育つためには、まずは草が元気に生える最低限の菜園に整えてあげます。
そのあとは、野菜を育てながら、毎回行う野良仕事で菜園を育てていきます。
毎年耕したり、堆肥を入れなくてもよくなるように、野菜と草と人が協力し合いながら、自然菜園はどんどん良くなっていきます。