無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

鶏ハウス作り(1)

2015-03-06 23:43:00 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、Azumino自給農スクールの菜園をお世話してきました。
春のスクールの準備は念入りにしないと、気合いが入ります。




去年の暮れの雪が降る前に、鶏小屋の骨組みを作りました。

鶏小屋にハウスパイプを使うととても簡単に鶏を飼うことができます。

今回は、家族3~4人が自給用に鶏を飼う想定で作っております。
鶏12~13羽を野菜残渣、生ごみ、地域からの有機物(米ぬか、もみ殻、くず米)で養い、毎日卵4~6個を産む感じです。

ハウスパイプを使えば、木材と異なり、基礎を作ることもなく、腐食もなく耐久年数も長く、獣害対策もしやすく、建てやすいのがウリです。


獣害対策、特にキツネ、タヌキ、イタチといった肉食動物と卵や雛を狙うネズミが入って来れないように、
ラス網(モルタルの剥落を防ぐために、モルタル下地として使用される金網)で全面を覆いました。

錆に強く、安価で、900×1800で囲う要らず、目が細かいため獣も入れず、鶏も出れない。




屋根は、夏涼しく、やや暗めになる雪や紫外線にも強い農POを使用しました。

これなら屋根にトタンを張るのよりも簡単で失敗しにくいです。








床は、直接地面にしたかったのですが、地面が隣の田んぼからの水でぬかるむ場所なので、今回は、

ブロックと木で床をあげて、防草シートとゼオライトで湿気対策した上に、コンパネを敷きました。

コンパネ(900×1800)は畳の大きさで、1枚で2羽鶏を飼うことができる自然養鶏の基準的広さです。
コンパネ6枚分の部屋は12羽前後を飼える広さです。


こんな感じです。




コンパネが外から濡れて腐るのを防ぐために、柿渋(青柿の発酵塗料)で補強しておきました。




鶏の止まり木は、移動できるように固定されておりません。


部屋をコンパネで2つに仕切り、暗い産卵部屋と明るいエサ部屋に分けました。

止まり木には、産卵箱も設置しました。


まだ完成まで90パーセントくらいですが、近日中に完成させ、預かってもらっていた鶏に引っ越してきてもらう予定です。


Azumino自給農スクール2015のご案内
お蔭さまで、一部のコースではキャンセル待ちや若干名になりました。
もしご検討されている方がおりましたら、お早めにお申し込みください。

・自然育苗コース
・自然菜園コース(入門・実践・不耕起からお選びいただけます)
・自然稲作コース
コメント (6)
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