goo blog サービス終了のお知らせ 

無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

無農薬・家庭果樹園の試み

2017-08-04 06:31:11 | 日々の自然菜園
本日、の予報。


先日、大量にモミガラを近所の農家さんからいただいたので、クン炭を焼くことにしました。


菜園の空いたスペースでは、以前の紹介したようにリンゴなどの果樹の苗を育てております。

現在植える予定地がまだ改良(田んぼから果樹園に転換中)が終わっていないため、取りあえず、鉢植えにして育てております。

梅雨明けまでは、雨よけしてありました。







クン炭を焼く際に、煙が出ますが、この煙を冷却すると、木なら木酢液、モミなので「モミ酢」が採れます。

クン炭を焼く場所と苗木を育てる場所を近くしているので、自然と煙で果樹の苗木が燻されるので、まだ幼く弱い苗木の病虫害対策になればと思ってやんわり煙を当てております。




その他にも、家庭菜園で手に入りやすい、酢、焼酎、木酢液でストチュウ水を中心(一番右)に、

ニーム、ヨモギ発酵液、酵素などを300倍~3万倍に希釈して葉面散布しております。

以前は、奇跡のリンゴの木村さんが使用している酢を参考に酢と、身近にあったEM発酵液を併用しておりましたが、それだけでは、病虫害が回避できず、この時期葉がほとんど付いていない状態でリンゴが枯れる寸前でした。


現在は、雨よけ、酵素なども併用しております。

雨よけすることで、水分と葉が病気から守られるようになりましたが、守るのが精いっぱいで、良く葉が茂るほどではありませんでした。

酵素を使うようになった背景には、現在果樹で師事している道法先生の果樹講座がとても影響しております。

道法先生の果樹栽培は、植物ホルモンを活性化させ、果樹そのものを元気にさせる方法なので、品種改良された果樹は弱く、その苗木はまだ植物ホルモンを十分に貯めたり、生産できていない弱い時期なので、酵素を薄めて、酵素に含まれる植物ホルモンを力を借りて、生育を補っているといったイメージです。




今年から下げていた枝をすべて縛り上げるいわゆる道法流「切り上げ剪定」に切り替え、といっても切るほど枝が出ていないので、下げていた枝を縛ったところ、




今までにない生育で、キュウリ支柱を超えるものも出てきました。

春だけでなく、夏にもどんどん新芽が出てくれた結果です。





種から育ている実生のリンゴも元気に伸びてきたので、支柱を挿して誘引しました。

落葉果樹のリンゴが一番難しいようですが、気候的に合っていることと、もしリンゴで無農薬家庭果樹園ができれば、他の果樹も楽に自然に育てる方法が見つかると思い、
いろいろな品種の30本のリンゴの苗木で勉強しています。





苗木には負担が大きく良くないのはわかっておりますが、リンゴを栽培したことがないため、自然に着いた実を一部、一本につき一つだけ着果させて様子を見ております。

なにせ、身近にリンゴ農家さんの樹はたくさんありますが、素人なのでリンゴの樹をただ観てもわからず、本を読んでも理解できず、
安曇野に住んでいた8年間ただただ時が流れてしまったので、実際やりながら学んでいる状態です。

先生と先輩方というのはありがたいもので、わからないことがわからない状態でも、今年は初めてリンゴの樹のイメージが浮かぶほどになってきました。

もしかしたら、奇跡のリンゴが各家庭で育てて味わえる時代が来そうな予感があります。

うちでも3つだけ着けたリンゴの行く末が日々気になり、観るたびにちょっとずつ大きくなっているので、食べるのを楽しみしております。

梅雨が終わったにもかかわらず、毎日曇りや小雨が降りそうな天気で、農作物の生育が予断を許しませんが、天授の恵みを受けた食べ物がより自然に安心安全に育てることができる仕組みを構築できたらと思っております。




2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

次回9/6(水)-夏野菜の自家採種、冬野菜の種まき、定植


ちなみに、忙しすぎてご紹介できていない自負出版の菜園教室の公式テキスト『自然菜園ハンドブック』(自負出版)も農文協さんの「田舎の本屋さん」からネットでも書店で東京で唯一購入できます

農閑期に入りましたら、改めてお知らせし、売っていただけるカフェ、ネットサイト、お店など募集し、なおネットからも買えるようにシステムを構築するつもりです。
現在農繁期なので、何もできておらず申し訳ございません。

現在、長野県松本にあるつる新種苗さんにも縁あって『自然菜園ハンドブック』を置かせていただいております。こちらからも購入できます。
※現在2店舗のみ販売中

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする