無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

城山公民館講座「11月の土作りと野良仕事」

2017-11-04 09:45:31 | 出張菜園教室

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※近日中に、実技編もアップグレード予定ですお楽しみに~


本日、

雨が降る前に昨日、自然稲作発酵コースのダイズの脱穀も無事終わり、今日は、溜っているパソコン業務と新著の校正に専念したいと思います。
今年は3冊新著と手掛ける予定になったので、農繁期と執筆を両立できるやり方を模索しております。


先日、11/1(水)に城山公民館講座で、以下の内容を行いました。

・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど

初霜が降り、がらりと変わる季節変化に対応できる野良仕事、土作りをレクチャーしました。


また、冬の間(土が凍る前に)土壌分析を行っておき、土の化学性をチェックするのもお奨めです。

家庭菜園教室を行っており、実際に簡易土壌診断の結果を観ると、みんなびっくりする結果がでるからです。


補いに関してもいろいろな有機資材の特性を知ることが土作りの飛躍になります。

中でも、米ぬかは、日本で自給できる優良な資材で、家庭菜園に持ってっこいの補いになります。


同じくお米由来で、産業廃棄物になっているモミガラもクン炭にすることで、幅広い活用ができます。

米ぬかもモミガラも、畑の土を良くしてくれる生き物の住処や環境を調えてくれるので自然菜園では、大活躍です。


現在、つる新種苗さんで新発売されたコラボ商品「自然菜園緑肥mix」もご紹介しました。

通路や空き地に播いておくことで、生態系が多様化し、草マルチや堆肥の材料になる緑肥作物のミックスです。





左から順に、ワラを始め、不織布、防虫ネット、寒冷紗は、異常気象の現在、家庭菜園で使い分けしたいものです。

それぞれには、特徴があり、用途や欠点や長所が違うので、これからの時期、保温するなら、不織布ですし、寒冷紗はかえって野菜の生長を抑えてしまうので、誤った使い方は避けたいものです。

これから12~翌3月までは、畑から足が遠のきます。
その期間に、土壌分析結果や今までの反省を活かして、菜園プランを立て直すことが、来年の実りある菜園への近道になります。

城山公民館での夜間講座は、これから12月は今年の反省の活かし方、1~3月は菜園プランの立て方を行っていこうと思います。


2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

◆次回 12/6(水)
・冬の土づくり/クン炭づくり、3種類のクン炭
・土壌分析を活かした土作りのコツ
・今年の栽培の反省と改善のアドバイス
コメント (6)
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